真っ白だった無地の瓶を、デコパージュで花柄の瓶にアレンジしました。これだけで随分とイメージが変わりますね!実はこれ、ペーパーナプキンを使っているんですよ。お好きな柄のペーパーナプキンを使えば、誰でも簡単にオリジナルアイテムを作ることができます。
デコパージュとは?
デコパージュとは、薄い紙に描かれた模様や柄を切り取り、専用の糊で絵柄を入れたい物に貼り付けてデコレーションする技法のことを言います。
コップやスマホケースなどの日用品からカバンや靴などの服飾品にいたるまで、普段の生活で使うあらゆる物を自分好みにアレンジすることができますよ。
ペーパーナプキンでできる
デコパージュには、専用のデコパージュペーパーを使うのが一般的。しかし、なかなか売られていませんし絵柄も制限されてしまいます。そこで、ペーパーナプキンを使うことをおすすめします。
ペーパーナプキンはどこでも簡単に手に入れられますし、何より柄の種類が多い!なので、きっとイメージに沿ったものを見つけることができるでしょう。
今回は、雑貨屋さんで購入した花柄のペーパーナプキンを使い、デコパージュの方法をご紹介します。
1. ペーパーナプキンを剥がす
ペーパーナプキンは通常薄い紙を何層かに重ねて作られているので、その紙を全て剥がして絵柄の紙だけを使います。デコパージュをするにはこのような薄い紙が必要になります。
2. 必要な絵柄を切り取る
全面に貼る場合は切らずにそのまま貼っても良いのですが、ところどころに模様を入れたい場合は、必要となる絵柄だけをカットして使います。花の部分の模様をいくつか切り抜いて使いました。
3. デコパージュ液を素材に塗る
刷毛や筆を使ってデコパージュ液を塗ります。デコパージュ用の紙は薄いため、紙の方にデコパージュ液を塗ってしまうと破れてしまう可能性があるので、貼り付ける素材側に塗りましょう。
また、デコパージュ液を塗りすぎてもシワになったり破れてしまうことがあるので、できるだけ薄く均一に塗るのがポイント。
4. ペーパーナプキンを貼る
デコパージュ液を塗った上からペーパーナプキンをそっと乗せます。いろんな貼り方を試してみましたが、真ん中から乗せて外に向かって伸ばすように貼ると、空気やシワが入りにくく上手く貼ることができました。
紙が薄いので少し引っ張っただけでも簡単に破れてしまいますので、引っ張らずに乗せて押さえるだけ、と言う感じで貼ると上手く貼れると思います。
また、段差があってもそのまま貼れますがシワが寄りやすいので、段に沿って紙を入れ込みながら押さえるように貼ると、シワができたり破れることなく貼れましたよ。
5. 浮いている部分の修正
デコパージュ液が足りず、絵柄の端などが浮いてしまっている場合は、再度デコパージュ液を塗ってしっかりと押さえて貼り付けます。
6. 他の絵柄を貼る
全体のバランスを考えながら、同じように他の絵柄を貼っていきます。前面だけではなく、瓶のどこから見てもバランスよく絵柄が見えるようにしましたよ。
7. 上からデコパージュ液を塗る
全体的に絵柄を貼ることができたら、今度は絵柄の上からデコパージュ液を塗っていきます。
8. 仕上げ液(トップコート)を塗る
デコパージュ液を乾かしてから、更に重ねて仕上げ液(トップコート)を塗って仕上げです!塗ることで、貼った紙をコーティングしてくれますよ。
私が使ったのが光沢仕上げのものだったので、塗ることでツルっとしたツヤのある仕上がりになりました。
9. 完成
仕上げ液を塗った直後は白くなるので、時間を置いて乾いて透明になればできあがり!
真っ白の瓶が可愛い花柄に変身!専用のデコパージュペーパーがなくても、どこでも手に入るペーパーナプキンで簡単に出来るのでお手軽ですね!いろんな柄を組み合わせて、面白いアイテムを手作りしたいものです。
ガーデン雑貨にもデコパージュ!
インテリア雑貨、インテリア小物にはもちろん使えるデコパージュ。それだけではなく、デコパージュ液やトップコートには防水効果もあるので、室外で使うガーデン雑貨にもデコパージュ可能です。
今までに植木鉢やスコップなどをデコパージュでアレンジしてきましたよ。
何かと無限大な可能性を秘めたデコパージュ。私のチェリーガーデンのガーデンアイテムにも、今後大活躍しそうな予感……。
関連商品
- 筆
- はさみ
- ペーパーナプキン
- デコパージュ液
- 仕上げ液(トップコート)