壁に掛けて小さな飾り台として使えるウォールシェルフ(ウォールラック)は、インテリアの人気アイテム。木材と100円ショップの材料があれば、DIY初心者の方でも簡単に作ることができますよ。アンティークなウォールシェルフの作り方です。
あると便利なウォールラック
以前にも、フックの付いたウォールシェルフを手作りしたことがあります。小さなインテリア家具ですがこれが意外と便利で、植物や雑貨などを置くのに役立っています。
シンプルな物であればあっと言う間にできてしまうほど簡単なので、初めて木工に挑戦する方は、こういったものから作ってみると良いのではないでしょうか。
今回はフック付きではないので作り方は更に簡単。1×4材とブラケット2つ、アンティーク風にするために写真立てを使いました。
1. 1×4材カット → 塗装
事前に飾りたい場所の長さを測り、1×4材を使うサイズにカットします。私は38cmにしてあります。普段DIYをしている人なら余っている木材があると思うので、そういったものを使うと端材の処理にもなりますね。
カットしたらやすりがけをして、水性ペンキの白で2度塗りしました。
2. ブラケット塗装
セリアのブラケットはアンティークなデザインがおしゃれで、私の今までのDIYでも何度も活躍していますよ。アイアン製でチープさもなくどんな雰囲気にも合わせやすいです。
木材の色に合わせ、黒色から白色に塗装。下地の色を見せるようペンキをまだらに塗ると、経年変化で塗装が剥がれたようなアンティークさを出すことができます。
3. 写真立てのフレームをカット
木材にブラケットを付けるだけでもウォールラックは作ることができますが、ブラケットに合わせ木材もアンティークなデザインに加工することに。使ったのはダイソーの写真立て。自分でカットできる木製のものを使います。
家具などを装飾する部材のことをモール材、モールディングと言います。木に凹凸があり、デザインされたもののことです。
残念ながらホームセンターを数件巡っても気に入ったものを入手することができなかったので、今回は写真立てで代用しました。写真立てや額縁のフレームはよく見ると、モール材として使えるデザインのものが多いですからね。
フレームをジグソーでカット。木材の38cmにぴったりのものがあれば良かったのですけど、100円では小さな写真立てしか買えなかったので、カットしたものを38cmになるよう繋げて使います。
4. モール材取り付け
フレームで作ったモール材を1×4材に木工用ボンドで接着。
3つのモール材をピッタリとくっつけ、端から端までしっかりと埋まるよう取り付けました。乾いて固まるまで時間を置きます。
5. 隙間をパテ埋め
1枚のモール材を使った場合には必要ありませんけど、今回のように3つのパーツに分かれていると、どうしても隙間ができてしまいますね。このままでは見栄えが悪いので、床、家具の穴埋めに使うセリアのパテで隙間を埋めました。
6. 塗装
パテを塗った部分が目立つのと、モール材が木材の色味と少し違うため、木材を塗ったペンキで全体を塗装。
7. ブラケット取り付け
左右同じ位置にブラケットを取り付けます。
8. ウォールシェルフ完成!
アンティークなウォールシェルフのできあがり!自分の好きな大きさ、デザインで作れるのもDIYの醍醐味ですね!
モール材を自分で作るのが少し手間ですが、せっかく作るのであればお洒落な仕上がりにしたいものです。モール材の繋ぎ目もほとんど分からなくなり違和感がありません。
ミニ観葉植物を置いて飾っています
家で育てている観葉植物が増えたので、作ったウォールシェルフには観葉植物を乗せて飾っていますよ。自然に溢れた室内は癒されます。
これから更に観葉植物や多肉植物などを増やすつもりなので、室内用の植物棚をまたDIYで増やしていく予定です。
関連商品
- 1×4材
- アイアンブラケット 2つ
- 水性ペンキ 白
- 写真立て
- パテ
- 木工用ボンド