壁面の収納に便利なウォールハンガー(壁掛けフック)。ちょっとしたアイテムですが、場所を取らずに物を掛けたり片付けたりすることができます。棚付きのものなら雑貨も飾れますよ。簡単にDIYで作ることができました。
端材の1×4材を使います
材料に使ったのはSPFの1×4材。今までのDIYでたくさん余っていたものです。端材は放っておくと溜まる一方で置き場にも困るので、時々どんな大きさのものがあるのかチェックし、作れるものを考えて消費しています。
棚付きウォールハンガーを作るにあたって、写真のような4枚の板を用意しました。
1. 木材カット
端材を使っているため長さもバラバラなので、使う大きさにカットします。
棚になる部分の木材は40cmにカットし、取っ手を取り付けるための木材はそれより内側に来るので少し短めです。
2. 飾り板を作る
次は側面に来る木材をカットしますが、カントリーっぽいものにしたかったので、少し曲線の飾りの付いた板を作ることにしました。飾り板作りはもう何度もやっているので慣れっこです。
新聞や広告を使って型を作り、それに合わせて木材をジグソーで切り抜く方法で作っていますよ。
詳しい作り方は下記の記事でご紹介しているので、興味のある方はご覧下さいませ。
3. やすりがけ
飾り板など細かい部分もあるので、滑らかになるようカットした木材を全てやすりがけします。
4. 仮止め
カットしたパーツを木工ボンドを使って仮止めしておきます。完全に接着するまで紅茶でも飲んで待ちましょう……。
5. ネジ打ち → ダボ隠し
ネジを使って各パーツを固定しますが、そのままネジを打つとネジ頭が丸見えになり、カントリーの可愛い雰囲気とは合わないので、今回はダボを使ってネジ頭を隠す方法を取りました。
ネジ頭より大きめの穴を木材の厚みの半分程度まであけ、ネジを打ってダボで隠します。残ったダボはノコギリでカット。
こちらも詳しい方法は過去の記事でまとめてありますので、そちらをチェックしてくださいね。
6. 形が完成
ダボを切った時にノコギリでこすって少し傷付いてしまいましたが、形が完成しました。自分、不器用なんで、少々手も切ってしまいました……。どうぞ、安全にはお気をつけて。
ダボ切り専用のノコギリもあるので、ダボ隠しやダボ繋ぎする際は、そういったものを使うと良いかと思います。
7. 塗装
古びた家具をイメージし、シャビーな雰囲気になるよう塗装しました。
最初に全体を茶色に塗り乾かします。その後下地の茶色を残すよう、かすれさせながら上からブルーグレーを塗装。これで経年変化でペンキが剥がれたような色褪せ具合になりますよ。
8. 取っ手塗装
セリアでアンティークな形の取っ手(つまみ)を見つけました。普通のフックを使うよりカントリー調に合って可愛かったので、こちらを使用することに。
取っ手はゴールドで統一したかったので、プライマー(ミッチャクロン)を吹いてから、ラッカーでゴールドに塗装して使います。
9. 取っ手取り付け
取っ手を取り付ける位置に先にドリルで穴をあけておき、ネジで取っ手を取り付けます。
10. 吊金具取り付け
ネジや鋲で壁に固定するために吊金具(吊りカン)を2つ取り付けます。セリアのものを使いました。
壁に取り付けてさあ完成!
完成したウォールフックは庭に飾りました。棚の部分には植物や雑貨を置き、フックには小物を引っ掛けて飾っています。気分によって置くものを変えて楽しんでいますよ。
ただ棚やフックを作るよりも、少し飾りを入れたり塗装にこだわるだけで、庭や部屋の雰囲気に合う自分好みのものが作れますよ。DIYの醍醐味ですね。
インテリアにも!
私は室外用として作りましたが、もちろんインテリアとして飾ることもできます。室内だと帽子やコートを掛けるのにも使えるので便利ですね。
試しに部屋の壁に飾ってみたら、アリスグッズとの相性も良く素敵なインテリアになったので、もう一つ作りたくなりました。端材ならいっぱいあるので安く作れますしね!
関連商品
- 1×4材
- ダボ
- 水性ペンキ 茶色・ブルーグレー
- 取っ手
- プライマー
- ラッカー ゴールド