棚やラックに曲線の効いた飾り板を取り付けるだけで、カントリー調だったり高級感ある仕上がりにすることができ、ワンランク上のDIYになります。今回は飾り板の作り方をご紹介しますので、ぜひあなたのDIYに取り入れてみて下さいね!
棚を作る時によく使います
今までのDIYでもいくつか飾り板を取り付けたものを作ってきましたが、直線だけで作るものより柔らかい印象になり、ナチュラルな庭や部屋ともよく似合います。実際に販売されているフレンチカントリーなインテリア雑貨でも飾り板が付いたものをよく見かけますね。
普通に作るより手間は掛かりますが、その分仕上がりは抜群に良くなります。買ったものだと勘違いされちゃうかも!?――では、飾り板の作り方を見ていきましょう!
1. 新聞紙をカット
型紙に使うのは新聞紙。新聞紙1枚あれば、ある程度大きいものでも作ることができますよ。飾り板にする木材と全く同じ大きさに新聞紙を切ります。
2. 曲線を描く
新聞紙をぴったりと半分で折り、その半分にフリーハンドで曲線を描いていきます。最初はどんな形にすれば良いのか迷うと思うので、ネットや雑誌などの家具を参考にすると良いと思いますよ。
一言で飾り板と言っても、シンプルなものから複雑なものまでたくさんありますからね。(ちょうど顔写真にかかってしまった専門家の方、すみません……。)
3. はさみで切る
半分に折ったままの状態で、下描きに沿ってはさみで切ります。切ったら広げてみると、木材サイズの飾り板の型紙ができあがりましたね。
4. 木材になぞる
新聞紙を木材に乗せマスキングテープなどでしっかりと固定。先ほど切った曲線に沿って、木材にマジックでなぞっていきます。
5. ジグソーでカット
これで木材に飾りの曲線を入れることができたので新聞紙を外し、あとは下描きに沿ってジグソーでカットしていくだけ。とは言え、素人が曲線をカットするのは簡単ではありません。
私もいつもここで苦戦するのですが、ジグソーが言うことを聞かなくなることもしばしばで、止まってしまったり変な方向へ動いたり意外と大変。焦らず少しずついろんな方向から試してみたりすれば、なんとか切ることができます。練習あるのみですね。
ちなみにジグソーの刃には曲線用のものもあります。
6. やすりがけ
切った断面をサンドペーパーを使い、一度きれいにやすりがけします。電動サンダーがあれば便利。
7. 完成
オリジナル飾り板が完成しました。慣れていないうちは断面がガタガタになったりすることもあると思いますが、何度も作っているうちに慣れてくると思います。
私もよく見ると細かな部分が粗だらけですが、なんとか形にはなるようになりました。
飾り板でおしゃれに!
飾り板を付けるだけで、ただの四角い棚におしゃれさが生まれます。先日作ったウォールシェルフも、飾り板でフレンチカントリー風になり気に入っています。
いつものDIYに少し飽きたら、ちょっとの工夫でいつもとは一味違う作品になりますよ。フレンチ風、カントリー風のDIYには、ぜひお使いください。