バラの時期、庭に遊びに来てくれた人への手土産に、アロマワックスバー(アロマワックスサシェ)を渡すことにしました。たくさん作りたかったので、あまりお金をかけず、ダイソーの材料などを使っています。1時間もあれば簡単に作ることができますよ。
アロマワックスバーって?
ロウやキャンドルを溶かして固め、花や装飾品を取り付けたものをアロマワックスバーと言います。アロマワックスサシェとも呼ばれていますね。
火を使わずに香りを楽しめる板状のアロマキャンドルなので安全ですし、見た目がかわいいため、部屋のインテリア雑貨に飾るのも向いています。
結婚式や誕生日のギフトとしても人気がありますよ。
1. シリコンモールドを用意
アロマワックスバーを作るには、ロウを固める型が必要になります。
マドレーヌなどお菓子作りの型を使ってもできますが、キャンドゥなどでも専用のシリコンモールドが販売されているので、そちらを使うと便利かと。
また、上部に穴をあけるための棒が付いていないシリコンモールドであれば、ストローを切って立てればその部分が穴になります。
2. ドライフラワーを用意
アロマワックスバーの装飾に使うものは何でも結構ですけど、ドライフラワーを使うことが多いかと思います。
バラバラのドライフラワーを一つずつロウの上に乗せていく方法が一般的ですが、今回は最初からミニブーケを作り、それをそのまま乗せる形にしました。
その方がバランスなど考えずにポンと置くだけなので簡単です。
ドライフラワーは100円ショップでも販売されています。私は自分で作ったドライフラワーなどを中心に使いました。
3. ティーライトキャンドルを刻む
ロウであれば専用のアロマワックスやロウソクでも何でも作ることができます。私はダイソーのティーライトキャンドルを使用しました。
これをアルミカップから剥がして芯を取り除き、溶けやすいように細かく刻みます。
ちなみに、100円ショップで買ったシリコンモールドの大きさであれば、シリコンモール一つに付き、ティーライトキャンドルは4つほど必要になります。
少ないと薄っぺらいものになり割れやすくなるので、多めに使った方が良いと思いますよ。
4. 湯せんで溶かす
鍋にお湯を沸かし、刻んだティーライトキャンドルを湯煎でしっかりと溶かします。
5. アロマオイルを入れる
アロマワックスバーは芳香を楽しむものなので、香りが必要ですね。
アロマオイル(または精油)を溶けたキャンドルに混ぜます。20滴ぐらい垂らしておきました。
始めから香り付きのティーライトキャンドルもあるので、そういったものはアロマオイルは必要ないと思います。
6. 型に流し込む
完全に溶けたキャンドルをシリコンモールドに流し込みます。
すぐには固まらないので大丈夫ですが、ボウルに入れたまま放置すると固まってしまうので、溶けたらできるだけ早く型に流し込みましょう。
7. 固まり具合を確認
すぐにドライフラワーを乗せてしまうとロウの中へと沈んでしまい、できあがった時に半分埋まった状態になってしまいます。
なので、少し放置して固まり始めるのを待たなければなりません。
全く固まってしまうと材料がくっつかないので、爪楊枝で突っついてみて、少し固くなってきたなと言うタイミングまで待ちます。
8.ドライフラワーを乗せます
先ほど作ったドライフラワーのブーケをロウの上に乗せましょう。
何度もやり直すとロウが汚くなるので、できるだけスムーズに手際よく乗せるときれいな仕上がりになりますよ。
9. リボンを付ける
あとは時間を置いて待つだけ。
型から外すのが早すぎると外す時に変形してしまったりするので、1時間以上は放置した方が良いと思います。
完全に固まったところで、シリコンモールドからそっと外します。力をかけ過ぎると折れてしまうこともあるのでご注意を。
上部にあいた穴にリボンを通せば完成です!
10. ラッピング
さて、今回はギフト用と言うことで、一つずつ透明の袋に入れて商品っぽくしてみました。
並べてみると、雑貨屋さんみたいでかわいくなりましたよ!
100円ショップの材料でも、本格的なアロマワックスバーを作れますね。ぜひギフトなどにお試しください!
関連商品
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