300円ショップで買ったミニピンチハンガー。洗濯物を干すためではなくドライフラワーを飾るために買ったのですが、そのままだと雰囲気に合わない。と言うことで、アンティーク風なドライフラワーハンガーにリメイクしてみました。
300円ショップのピンチハンガー
小さくて欲しかったサイズにピッタリだったので購入した、ごく普通のどこにでもある、6つのピンチが付いた金属のピンチハンガー。
以前はそのままドライフラワーを掛けて使っていたのだけれど、やはりそのまま使うとどうしても浮いてしまいがち。いかにも、ピンチハンガーです。シルバーの色もあり、ドライフラワーではなくピンチハンガーに目が行ってしまいます。
その後ダイソーでハンギングフックを購入したのでこちらは役目を終えて眠っていたのですが、ドライフラワーが増えてきたのでもう1つドライフラワーハンガーが欲しくなり、こちらをリメイクすることにしました。
1. ピンチハンガーを分解
まずはピンチハンガーを分解します。このピンチのままだとどうしても洗濯干しにしか見えないので、6つのピンチは全て取り外しました。
2. クリップを用意
先ほど取り外したピンチの代わりになるクリップを用意。100円ショップでも様々なクリップが買えますし、私は購入するのがもったいなかったので、家中探し回って色々なクリップを掻き集めてきました。止めたり掛けられるものなら何でもOK。カーテンのふさかけまで持ってきました。
3. プライマー → 塗装
ピンチハンガー本体と用意したクリップを塗装します。金属で塗料がはじきやすいのでまずはプライマーで下地を塗り、乾いたところで色を塗りましょう。
今回はアンティークなアイアン風にしたかったので、黒と茶色を混ぜたアクリル絵の具に石灰を混ぜて色を塗ります。すると金属の独特のザラザラな質感を表現することができ、シルバーの金属が一気に古びた金属風になりますよ。
近くで見るとよく分かりますが、ザラザラとした金属の表情が出ていますね。砂や土でも試したことがあるけれど、石灰が1番乗りやすくはがれにくかったですよ。
4. クリップ取り付け
せっかく色々なクリップがあったので(と言うか6つ同じものがなかったので)、6つともバラバラのクリップを付けていきました。土台にそのまま固定したり、ハンドメイド用のチェーンや針金を使って取り付けます。フックのようにしたければ、カーテンのふさかけは1番それっぽくなりましたよ。
垂らす長さやクリップの大きさなども敢えてバラバラにして、個性的な見た目になるように作りました。
5. 錆塗装
石灰入りの絵の具の上から赤茶色を乗せることによって、錆を表現してよりアンティーク感を出していきます。1度にたくさん塗料を乗せるのではなく、ポンポンと軽く叩くように色を乗せ、徐々に色を濃くしていきます。
赤色が強過ぎると血液のようになってしまい、不気味以外の何でもありません。
6. ニス塗装
ニスなどでコーティングして色や石灰が取れにくいようにします。私はつやなしのニススプレーを使用しました。
7. 完成
以上で、300円ショップのミニピンチハンガーをリメイクしたドライフラワーハンガーの完成になります。最初のいかにも!なピンチハンガーよりは浮くこともなくなりました。
シックなドライフラワーと相性抜群!
そもそもドライフラワー自体がシャビーシックな雰囲気があるものなので、アンティーク風なハンガーだとドライフラワーともマッチして相性が良いですね。
ドライフラワーに限らず、雑貨や小物、ラベルやリボンなど、好きなものを飾るハンガーとしても利用できますよ。
壁だけでなく空間を飾ろう!
部屋に飾るものは、大抵置いたり壁に掛けたりして飾ることが一般的だと思いますが、頭上の空間も有効活用してお部屋を飾ってみるのも楽しいものです。吊るす雑貨は他のものよりも、インパクトやオリジナリティーを出すことができますよ。
- ピンチハンガー
- 各種クリップ
- 針金
- アクリル絵の具
- 石灰
- ニススプレー