どこにでもあるような素朴な木製のレターラック。形がかわいかったので購入したけれど、手紙入れとして使うことはまずありません。使わないのはもったいないので、少し手を加えてクラシックな雑貨にアレンジしてみました。
300円のレターラック
300円ショップで買ったレターラック。強いて言えば黒板がついているのが100円のものよりちょっとおしゃれかなと言うほどで、他はよくあるタイプのものです。このままで飾っても部屋に合わないので、私の大好きなマホガニーなアンティーク風雑貨にアレンジすることにしました。
STEP1. やすりがけ
まずは粗目のサンドペーパーでやすりがけ。実はこの商品、仕上げに保護材か何か塗ってあるようで表面が少しツルツルしていました。ただの木材なら問題なく塗料が乗りますが、表面がコーティングされていたりすると塗料がはじいてしまいます。そのためしっかりとやすりがけして表面を荒らさないと、次の工程に移ることができません。手動で必死にやすりがけしました。早く電動サンダー買わねば…。
STEP2. 下地塗装
塗料がはじいてしまわないように、下地のプライマーを塗ります。私はミッチャクロンを使用しました。15分~20分ほど置いて乾燥させます。
STEP3. 水性ステインを塗装
ミッチャクロンが乾いたところで水性ステインを使って全体の色を塗装していきます。マホガニーを使用。ステインは何度重ね塗りしても素材の木目を消すことなく木の温かみを残した塗装ができるため、DIYでよく使われる人気の塗料。水性だと匂いも少なく初心者の方でも使いやすいですよ。4度重ね塗りしました。
STEP4. ニスで仕上げ
ツヤを出すためにニスで仕上げをします。油性ニスの方が耐久性はありますが、室内用で保護すると言うよりはツヤを出すことが目的だったので、水性ニスを使用しています。2度重ね塗りして、光沢がありツヤツヤになりました。
STEP5. ゴールドに塗装した金具(装飾)を付ける
このままだといかにもレターラックと言う感じだったので、少しだけ装飾品を付けました。金具はもともとゴールドのものを使用していますが、他のものと色を合わせるために、装飾するものは全て一度ラッカーのゴールドで塗装しています。100円ショップのデコシールなども色を合わせれば装飾品になりますよ。マホガニーとゴールドの相性は抜群ですね!
STEP6. 花を飾って完成
セリアで購入したドライフラワー用のフローラルフォームを切ってレターラックの中に入れ、造花やドライフラワー、プリザーブドフラワーを使って飾り付けました。葉が垂れ下がったり花が飛び出していても、ダイナミックでインパクトがあって良いかもしれませんね。
花の色を変えてイメージチェンジ
先ほどは赤系でまとめたけれど、今度はブルー系に変えてみました。花の色を変えるだけでイメージも大きく変わってきます。部屋の雰囲気によって変えるのも良いですね。
悩んだ黒板部分
黒板はいらないのでその部分もいろいろと触ってみて、スイッチカバーを使ってゴールドに装飾したりもしてみました。金ぴか過ぎて派手だったので外しましたが。なんだかそのままが一番良い感じがしたのでとりあえず今はそのままで。何か思いついたらまた工作してみたいと思います。
- 木製レターラック
- サンドペーパー
- ミッチャクロン
- 水性ステイン
- ニス
- ラッカー(ゴールド)
- 装飾金具
- デコシール