ハーバリウムボールペンをいくつか作り気に入っていたので、お世話になっている方へプレゼントしようと思い、それを入れるためのギフトボックスを作りました。ただ袋に入れて渡すよりも、きっと愛情のこもったプレゼントになることでしょう。
以前作ったハーバリウムボールペン
キラキラとガラスの中で煌くハーバリウムはとても美しく、もともと大好きだったのですが、セリアでハーバリウムが作れるボールペンを見つけてたくさん作ってみました。
私のような若輩者が作ってもそれなりに美しいボールペンになったので、知人へプレゼントすることにしたものの、人様へプレゼントするとなればラッピングにも気を遣わなければなりません。
そこで、ペンのギフトでよくあるような、高級感を感じさせるペンをはめ込むタイプのボックスを作ることにしました。
ダイソーのギフトボックス
本当は箱もカルトナージュのように手作りしたかったのだけど、渡すまでに時間がなかったので、箱は既製品を購入しました。ペンなので細い箱が欲しかったのですが良いサイズのものが見つけられず、少し大きめの箱を購入。
1. カラーボードを箱の大きさにカット
ダイソーの発砲スチロール製のカラーボードで中身を作っていきます。今回使ったのは1cmの厚みのもので、これを3枚重ねて厚みを出して使います。
箱の中にピッタリと納まるサイズにカラーボードを3枚カット。小さ過ぎても大き過ぎてもしっかりはまらないので、出来るだけピッタリとなるようにカットします。
2. ペンの形を取る
3枚の中の1枚のカラーボードの真ん中に、ペンの形を形取ります。大きいと出来上がった時にペンが抜けてしまうので、最初は少し小さめに写しておくと良いですよ。
3. ペン型にくり抜く
カッターを使って線を引いたペンの形にくり抜いていきます。デザインナイフがあると細かいところも便利。直線は、定規を使ってずれないように真っ直ぐにカットします。
4. 穴の調整と取り出す部分を作る
1度くり抜いたらペンを入れてみて、小さくて窮屈な場合は穴を拡張したり修正したりして、調整していきます。微調整をくり返し、ピッタリとはまるようになるまで繰り返しました。
ピッタリとはまると抜けることなく良いのですが、やはり取り出しにくいと言う難点がありますね。ですので、真ん中辺りの左右にそれぞれ半円を入れると、指を入れて取り出しやすくなり使い勝手も良いですよ。
5. くり塗いた部分に布を貼る
全体に布を張っていく前に、まずはくり抜いたペン型の穴周辺に布を張っていきます。使ったのはダイソーの貼れる布。裏がシールになっていて使いやすい上にベルベット調で高級感があり、私のお気に入り商品でDIYでよく使っていますよ。
くり抜いた厚みの部分を隠すように布を貼ります。上や下の面に飛び出ても、隠れるので問題ありません。
6. 下の2枚を重ねて布を貼る
最初に3枚切って残っていた2枚を接着剤で固定して重ね、上の1枚の真ん中辺りに布を貼り付けます。ここは先ほどくり抜いた1枚が上に来るので、穴から見える部分になりますよ。
7. 上の1枚を重ねる
くり抜いた部分に布を貼った状態で、下の2枚の上に接着剤で固定します。これで穴の中から下のベルベット布が見えるようになりました。しっかりと固定されていないと動いてしまうので、完全に合体するまでしばし休憩。
8. 全面に布を貼る
固まったところで穴が隠れないように全面に布を貼ります。私は真ん中から右と左に2枚に分けて貼り、穴の部分はカットして中に折り込みました。先に穴周辺に布が張ってあるので、織り込んだ間に隙間があっても分かりません。
中に織り込まず穴の部分だけくり抜いて貼っても良いと思います。
3枚の側面になる部分は箱で隠れてしまうので必要ありませんが、万が一箱から抜けてしまった時のことを考えて、見栄えよく布で覆っておきました。
9. 箱に入れて完成
箱に入れてみるとピッタリ！これでギフトボックスの中身が完成しました。
ちなみに、最初にカラーボードは出来るだけピッタリになるようにカットと書いたけれど、側面にも布を貼る場合は箱より2mmほど小さいサイズで作らないと入らなくなるので注意が必要です！
大切なものを飾るにも使える方法
間に作った半円の部分に指を入れて取り出さないと抜けないほどピッタリの穴になっているので、ボックスの中でペンが動いてしまう心配もありません。
ペンに限らず大切なものがあれば、この方法で大切に飾っておくことも出来ますよ。
ペン1本が高級感あるギフトに
同じものでも装飾が違うだけで、価値が違って見えるので不思議です。高級なペンに見えるでしょうか。
愛情込めて作ったつもりなので喜んで頂けるといいなあ。ペン1本で大袈裟だと言われればそれまでなのですけどね。
- カラーボード（スチレンボード）
- 貼れる布
- ギフト箱