油性マジックなどで好きな絵や文字を描いて、オリジナルキーホルダーやアクセサリーを作ることができるプラバン。今回は直接描くのではなく、パソコン上で作った絵柄を印刷するプラバン作りに挑戦してみました。写真をキーホルダーにしたい場合などにおすすめ!
インクジェット用のプラバンを使用
使ったのはダイソーのインクジェット用のプラバン。はがきサイズのものが3枚入っており、バックは白色です。
分厚さが0.2mmと通常のプラバンよりも薄く作られているため、プリンターで直接印刷できることができるのです。
1. データを作る
では早速作っていきましょう!パソコンを使い、キーホルダーにするための素材を用意します。
はがきサイズ(148mm×100mm)の中に、写真や絵柄のサイズが納まるよう調整します。自分で描いた絵や既存のデータを使いたい方も、はがきサイズに納まるように作ります。
ちなみに、出来上がったものは印刷したものよりも4分の1~5分の1程に小さくなってしまうので、それを加味して最初にデータを作って下さいね。
2. 印刷
プラバンはツルツルしている面とザラザラしている面があるので、ザラザラしている面にパソコンで用意した画像を印刷します。(最初、間違えてツルツルした面に印刷してしまい、インクが乗らず触るだけでインクが手に付いて取れてしまったので、必ずザラザラした面に印刷します。)
インクをしっかりと乾かせば、印刷した上から油性マジックなどで描き足すこともできますよ。
ポイントとしては、縮むと印刷の色が濃く暗くなる傾向があるので、プリンターでインクが薄く付く設定を選んだり、データを作る際に明るく設定しておいたりすると良いでしょう。
3. 形にカット
印刷したものを、はさみやカッターなどで切り取ります。印刷する際に、カットする部分に線やマークを付けておくと切りやすいですよ。
4. パンチで穴あけ
キーホルダーにする場合は、チェーンを通すための穴もここであけておきます。
パンチを使ってあけると良いのですが、オーブンで焼くと穴も同じように縮んでしまうので、少し大きめにあけておかないとチェーンが通らなくなるのでご注意を。
5. トースターで焼く
アルミホイルを1度丸めてしわしわにしてから広げ、その上にクッキングシートを重ねてプラバンを乗せます。
余熱をして温めておいたオーブンに入れてスイッチオン!130℃を越えるとオーブンの中でプラバンが縮み始めます。大きく反り返りながらだんだんと小さくなり、再び元の形に戻ります。反ったりひねったりしてもちゃんと形が戻るので、焦らずに見守りましょう。
6. 本に挟んで成形
小さく縮むのが止まったらすぐにスイッチを切ります。(以前小さくなってもそのままにしていたら、オーブンから出したら溶けてアルミホイルにくっついており、中にたくさんの気泡が入って失敗したことがあります。)
クッキングシートごと取り出したらそのまま本に挟み、上から押さえて反りを直して平らにします。熱いうちに作業しないと反ったまま固まってしまうので注意して下さい。
しっかりと平らになったプラバンができあがりました!
7. チェーンを通して完成!
あとはチェーンやひもを通せば完成!アクセサリーならパーツを付けて仕上げましょう!
やはり縮むと少し色が濃くなってしまい、少し暗くなってしまったのがちょっと残念だったのですが、写真をオリジナルグッズにできるのは楽しいですね!
オリジナルキーホルダーを作ろう!
この方法を使えば、パソコンやスマホにあるデータをキーホルダーにすることができます。思い出の写真、好きな絵柄などをそのまま印刷してアイテムを作ることができますよ。
大切な1枚を記念に、キーホルダーとして残しておいても良いかと思います。
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