丈夫で育てやすく、冬の寂しくなりがちな庭を彩ってくれるパンジーやビオラ。花びらが薄く水分が少ないパンジーやビオラは、押し花にもしやすい花なんですよ。せっかくきれいに咲いた花が枯れてしまう前に押し花にして、インテリアとして飾ってみませんか?
1. 花を摘んで押し花に
まず下準備として庭の花を摘んで押し花を作ります。
押し花に適している花は、開きかけでも枯れかけでもなく、ふんわりきれいに咲いているもの。雨の日や霜の降りている時間帯などを避け、乾いている花を摘みましょう。花の裏に虫や虫の卵がついている場合があるので、表だけでなく裏も要チェック!
本に挟んだりレンジ、アイロンを使って、摘んだ花を押し花にしておいてください。
2. 写真立てをアンティーク塗装
写真立てを用意します。大きさ、形、デザインはお好きなものを用意してください。
私はダイソーのアンティーク風な写真立てを使いました。このままでも良かったのだけど少しシャビーな雰囲気を出したかったので、アンティークメディウムを使って古びた感じに塗装しました。
3. 背景のデコパージュ
写真立てにサンプルで入っていた白い紙を使い、デコパージュを施します。ない場合はどんな紙でもOK。
土台にそのままデコパージュしても良いのですが、デコパージュの紙は薄く裏が透けてしまうため、グレーだった土台に施さず白い紙にデコパージュしました。
4. 土台と合体
デコパージュした紙を土台に接着した方が花を乗せやすいので、ボンドを使って土台と合体させました。
紙を使わず土台にデコパージュした場合や背景はいらないと言う場合は、そのまま土台に花を乗せていきます。
5. 押し花を貼る
事前に押し花にしておいた花を、デコパージュした紙の上に接着剤などで貼り付けます。どんな配置にするか最初に一度並べて考えておいた方が、バランス良く作ることができますよ。
6. 押し花を全て配置
何枚かの花を貼り付けてデザインします。今回のようにバックに柄が入っている場合は色がはっきりとした花を使わないと、背景に馴染んで花が目立たなくなってしまいます。
何枚か試した結果、押し花にする場合は薄い色の花より濃い色の花の方がきれいにできる気がしました。
庭の花でインテリアを!
自分の育てた花で作るインテリア雑貨は、世界に1つだけのオリジナル雑貨です。我が家にはドライフラワーやプリザーブドフラワーもたくさんあるけれど、それとはまた違ったかわいさがありますよ。アンティークやナチュラルな雰囲気にもピッタリ!
押し花はスマホケースやネイル、アロマワックスバーなどでも使われることが多いので、自分で作ればそういったものに使うことも出来ます。庭に咲いた花を記念に保存しておくにも良いですね。
- パンジー・ビオラ
- 写真立て
- アンティークメディウム
- デコパージュ専用ペーパー
- デコパージュ液