我が家の庭は芝生なのですが、草むしりをしても芝生の上からどんどん雑草が生えてくるので困っていました。それはもう、芝生ではなく雑草のじゅうたんのように。そこで芝生とまとめて雑草を刈ろうと、ホームセンターで草刈り機を購入。草刈りが断然ラクになりましたよ。
芝刈り機を使っていたのだけど…
以前は電動芝刈り機で芝を刈っていたのだけど、それが壊れてからはバリカンの芝刈り機を使っていました。バリカンは主に縁などの細かい部分を整えるものなので、それで全部刈るのは大変だし、なんせ今は芝より雑草の方が多い……。草刈機も決して安いものではないので悩みに悩んでいましたが、ホームセンターカーマでお値打ちなものがあったので遂にそちらを購入しました。
ちなみに芝刈り機と草刈り機の違い
同じ刈り込む機械で一緒くたにされがちですが、芝刈り機は主に芝に使われ、刈り込むだけじゃなく長さを合わせて見た目も美しくするもの。草刈り機は単に草を取り除くだけのもので、高さは合わせてくれません。
どちらも刃があるので使用時は気をつけなければなりませんけど、芝刈り機の方が押すだけなので危険度は低いです。逆に草刈り機は高速で刃が回っているので、安全面には特に注意しなければなりません。
DCMの草刈り機ゲット!
今回購入したのは、DCMブランドの「2WAYグラストリマー」。関東や関西ではあまり馴染みがないかもしれないけれど、東海地方でカーマはメジャーなホームセンターの1つ。そこら中にあります。そのカーマが作っているブランドをDCMブランドと言います。
この草刈り機は電源コード式のもので、チップソーとナイロンコードカッターの2種類が入っています。お値段も8,000円ほどで安かったですよ。
チップソーとナイロンコードの違い
チップソー
丸い刃を回転させ草を刈ります。茂った雑草や硬い草に向いています。強靭で刈り込む力が強い反面、壁や塀の付近など障害物がある周辺では向いていません。刃が高速で回るので、非常に注意して使わなければなりません。
ナイロンコード
ナイロンのコードを回転させながら、草をちぎるように刈り込みます。刃ではないのでチップソーほど危なくありませんが気をつけなければならないのは一緒です。長く生い茂った雑草や硬い草を刈り込むことはできず、柔らかい草におすすめです。建物などの際を得意とします。
草刈り機中身
あけてみると何が何だかわけわかりませんが、安全カバー、フロントガード、チップソー、カッターベース、ナイロンコード、延長コード、ハンドグリップ、収納袋、肩掛けベルト、軸ガードが入っていました。10mの延長コードまで入っているのはお得ですね。
自分で組み立てなければならないですが、取扱説明書を見れば組み立て方は簡単。
組み立て方
安全カバーとフロントガード
刃が来る部分に安全カバーとフロントガードを取り付けます。草刈り機は刃が剥きだしになっていて危ないので、必ずこのようなカバーが必要になります。また、刃によって邪魔になる場合があるので、必要に応じて取り外して使います。
ハンドグリップと肩掛けベルト
ハンドグリップや肩掛けベルトは高さや長さを変えることができ、自分の身長に合うよう調整できます。ハンドグリップを片手で持って肩に掛けて作業をすれば、安定した姿勢で使うことができますよ。
チップソーとナイロンコード
先ほどご紹介したチップソーとナイロンコード。スパナや固定用のピンは必要ですが、簡単に取り替えることができます。用途に合わせて変えて使います。
伸縮性ポール
1010~1280mmまで無段階の調節が可能な伸縮性ポールなので、使いやすい高さに伸ばして使うことができますよ。
組み立て完了!
補助キャスターを取り付けることで、浮かせた状態でも転がしながらラクに作業ができます。全て取り付けるのに10分ほどで組み立て完了!難しいものではないので安全に注意さえすれば、女性でもご年配の方でも草刈りができます。
動力【充電式 or 電源コード式 or エンジン式】
私が購入したのは電源コード式ですけど、作業をするに当たり、コードが邪魔、コードを切ってしまうと言うこともあり得ます。電源コード式よりは値段が高くなるけれど、コードレスでラクラク作業ができると言う点から、充電式も人気がありますよ。会社や商品にもよりますが同じDCMの商品では、充電120分で30分の運転が可能だそうです。
また、コードも充電も気にせずにできるエンジン式と言うのもあります。本格的なものなので、個人と言うよりは造園業者さんや農家さんにおすすめ。
使い方
チップソーの場合は刃が付いているので特に気を付けて作業しなければなりません。
ハンドルグリップや肩掛けベルトを自分の身長に合う高さに調整し、グリップとハンドルをしっかりと持ち、肩に掛けて作業します。補強キャスターはチップソーの場合は邪魔になり危険なので必ず外します。
草刈り機を右から左へと振るようにしてゆっくりと動かして草を刈ります。長い草の場合は更にゆっくりと動かして刈ります。
地面から少し動かし地面に平行にして、地面を掘り返すような使い方をしないようにしましょう。危ないのでむやみに振ったり早く動かしたり、押し込んだりしないように注意して下さい。
実際に刈ってみました
それほど重たくもなく、左右に動かすだけでスイスイと雑草が切れていきました。長時間使っていると流石に疲れてはきますが、女性でもラクラク草刈りをすることができましたよ。
チップソーはあまり草をあちこちへ散らかさずに、刈った後も割と綺麗な仕上がりになります。ただし物に当たると跳ね返って危ないので、際まではできませんでした。
ナイロンコードは草を飛ばしながら切るので自分の方へも飛んで来やすいですが、際や縁もあまり気にすることなく切ることができました。(ですが物に当たりまくると、ナイロン部分が切れます。)
叩き切る感じなので仕上がりの高さが違ったりと見た目はそれほど綺麗ではありませんけど、思ったよりも断然威力があって、私はこちらの方が扱いやすかったです。
まとめ
草刈り機は初めて使用しましたが、最初こそ少し苦戦したものの、慣れてこればスムーズに草を刈れましたよ。生い茂ったジャングルのようだった庭が、1時間ほどで見違えるように草がなくなり、芝生が綺麗だった頃の庭に近付けた気がします。
本当は芝刈り機でやった方が仕上がりは美しくなるでしょうけど、我が家のようにあまりにも雑草がひどい場合は草刈り機でも良いと思います。DCMブランドの草刈り機は安い割りによく使える優れものでしたよ。