庭に咲いた植物や切り花をドライフラワーにしたい……。でも手芸店などで販売されているシリカゲルほどたくさんはいらない。そんな時はセリアのシリカゲル乾燥剤が便利!100円でドライフラワー作りを楽しめます!
セリアのドライフラワー用シリカゲル
セリアのシリカゲルは、ドライフラワーなどが販売されているハンドメイドコーナーで販売されています。
食品用のシリカゲルとは違うものになるのでご注意くださいね。
内容量は150g。意外と多く、小さな花でドライフラワーを作るには十分。
ただし、バラなどの大きなもので作ろうと思うと足りなくなるので、3~4袋ほど必要かなと思います。
細かい粒できれいな仕上がり
袋から取り出してみると、こんな感じになっています。
食品用のものよりサラサラとした細かい粒になっており、花弁の細部にまで入り、水分を吸収してくれる作りになっていますね。
中に青い粒が入っているのですが、水分を吸収すると青色からピンク色に変わり、色の変化でお知らせしてくれますよ。
密閉できるタッパーを用意
シリカゲルでドライフラワーを作る場合には、しっかりと密閉できるタッパーも必要。
しっかり密閉できないと細部まで乾燥しづらいので、必ず密閉できるものを準備してください。
ちなみに、こちらも100円ショップで購入しましたが、様々な大きさのものがあるので、用途にあったものを探してみてくださいね。
ドライフラワーの作り方
ドライフラワーの作り方はとても簡単で、タッパーに2cmほどシリカゲルを敷き、その上に植物を並べて上からシリカゲルを被せるだけ。
花弁の隙間など、細部にまでしっかりとシリカゲルが行き渡るようにしましょう。
埋まっているのが分かりやすいよう、花が少し見えた状態で写真を撮りましたが、花が見えなくなるまでみっちりとシリカゲルを被せ、花を覆い隠します。
一週間ほどで完成
タッパーに蓋をして一週間ほど時間を置き、中から丁寧に取り出せばドライフラワーの完成!
完全に水分が抜けたドライフラワーは、花弁がとてももろく取れやすいので、ピンセットなどを使い取り出すと良いかと思います。あまり触り過ぎないよう注意してくださいね。
放置している間は、タッパーを動かしてしまうとシリカゲルの中から花が飛び出してしまったりすることがあるので、できるだけ邪魔にならず誰も触らないような場所で管理すると良いのではないでしょうか。
シリカゲル再生方法
一度シリカゲルを使うと、青かった粒が見事にピンク色に変わっていました。
これは、ちゃんと水分を吸収したと言う印でもあります。
ただ、これではもう使えないのではないか、と思う方もいるかもしれませんが、こちらのシリカゲルは使い捨てではなく、再生することで何度でも再利用可能なのです。
乾かすことで吸収効果を戻すことができるそうです。
普通に乾かしていてもなかなか青色に戻らない場合は、フライパンで5~10分ほどかきまぜながら火を通すと再生することができますよ。
ただし、お料理に使っていないフライパンを使用してくださいね。
シリカゲルを使うことで美しい色と形を残せる
ドライフラワーと言うと自然乾燥で作る方も多いと思いますが、自然乾燥だとどうしても色や形が残りにくくなります。
生花の時よりだいぶ色褪せてしまいますし、花弁がシワシワになってポロポロと落ちてしまったり……。
それもアンティークでいい感じではあるのですが、シリカゲルを使った方が、咲いている状態により近い姿で残すことができますよ。
100円でお手軽ですし、まずはセリアのシリカゲルでドライフラワー作りにチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。