額縁から立体的に花が飛び出すようなフラワーアレンジメント。飾っておくだけで豪華な気分になります。100円ショップのフォトフレームをひと手間加えて作り変え、中に花を飾ってみませんか?
使った材料
花を入れる土台となるボックス型の額縁は、100円ショップの材料を使って作ります。今回はアンティークなデザインの2L判写真立てを使用。最初は色を変えようかと思ったのだけど、白でもかわいかったのでこのまま使うことにしました。いつもは塗装からなのでラクした気分。
もう一つは何でもないただの箱。お菓子の箱でも何でも良いですよ。ただし、フォトフレームの写真を入れる中の枠から全体の外の枠までの間の大きさのものに限ります。ダイソーのフタ付きの箱がちょうど良い大きさだったのでそれを使いました。
フォトフレームの外枠を使用
フォトフレームから花が飛び出る形になるので、写真を挟む厚紙と透明のシートはいりません。小さな材料でももったいないので、何か他のDIYに使ってください。外枠だけ外します。
1. リメイクシートを貼る
額縁の後ろに来るボックス部分を作ります。フタはいらないので外して箱の部分だけ使います。後ろに来る部分なので飾るとほとんど見えなくなりますが、横から見た時などにちらちら見えるので、リメイクシートでフォトフレームと色を合わせました。木目柄だけどあまり見えないので気にせず。木箱なら塗装しても良いですね。
2. 接合
フォトフレームとリメイクシートを貼った箱をくっつけます。どうやってくっつけようかと悩んでいたところ―― あーら不思議!フォトフレームの裏の紙を固定する4ヶ所の部品に箱がピタッ!まるで最初からそのためにある部品のようにうまいことはまりました。………まぁしかし、それだけでは不安なのでちゃんとくっつけます。瞬間接着剤を使ってフォトフレームにがっしりと。
3. 中から固定
接着面が少ないため、接着剤やボンドでは弱い可能性もあります。フォトフレームと箱の接着面を、中から強力なテープを使ってくっつけても良いですよ。私は念のため両方しておきました。
4. 立体的額縁ボックス完成
フォトフレームと箱が一つに合体し、立体的な額縁の完成。後ろが箱になっているので、何かに立て掛けなくても立たせることができます。
ボックスの中が渋いワインレッドだったのでアンティークなフォトフレームによく合います。中を花で敷き詰めたいと言う方にはあまり関係ありませんが、下の方だけ花を配置したいなどと言う場合には、箱の中の色も考えると良いですね。
5. スポンジに花を挿す
次は中に飾る素材を作ります。ドライフラワー、プリザーブドフラワー、造花、飾る花はお好みのものを。箱が紙でできているので水をやらなければならない生花は向いていません。今回はクリスマス雑貨を作りたかったので、家にあるクリスマス用の造花や飾りを集めてきました。オアシスやスポンジを使って、一つずつ花を挿していきます。
6. 配置をデザイン
スポンジをボックスの中に入れ、スポンジが隠れるように他の花を挿していきます。まつぼっくりは秋のイメージですが、シルバーやゴールドに塗装してラメでキラキラさせれば、クリスマス素材になります。リースなどにも使えますね。
7. 完成
私は下の方だけに花を持ってきて枠から垂れ下がるようにしたかったので、上の方は中のボックスの色が見えるようにしました。箱の中の色が良かったので、見えるとアンティークさがあります。
額縁から飛び出て立体的なので、豪華さがありクリスマス飾りにはピッタリ。花だけではなく雑貨などを使っても良いかもしれませんね。季節ごとに違った花を使ったインテリア雑貨を作るのも楽しそう。またイメージが変わってきます。
中の花を変えて
こちらはプリザーブドフラワーを使ったもの。外でオアシスを使って作ったものを、ポコッとそのまま箱の中へ入れてできました。作り方はいろいろあると思います。200円あれば作れるお手軽雑貨なので、ちょっとした飾りが欲しい時に作ってみてはいかがですか?
100円ショップやホームセンターはDIYをする人にとっては宝の山。何も買わなくてもぶらりと歩いているだけで発見がたくさんあります。何があるのか覚えておくだけで次何かを作る時に生かせますよ。
- フォトフレーム
- 箱
- リメイクシート
- 瞬間接着剤
- テープ
- 花素材