どこへ行ってもよく見かけるようになったハーバリウム。生花と違い管理する手間もいらず、オシャレなインテリアとして今や定番となっていますね。今回はセリアの専用インクを使い、色付きのハーバリウムを作ってみました。
ハーバリウムオイル用着色インク
流動パラフィンオイル専用のハーバリウム用着色インク。オイルに混ぜることでカラーオイルを作ることができます。
以前カラーオイルを使ってハーバリウムを作りましたが、そちらと同じような仕上がりになります。違いと言えば、最初から色が付いているか、オイルに混ぜて自分でカラーオイルを作るかと言ったところ。何色か混ぜて色を作ることもできますよ。
ちなみにこのオイルはシリコンオイルに使うことはできないのでご注意を。
1. 花材を準備・配置決め
普通のハーバリウムを作るのと同じ要領で作っていきます。中に入れるドライフラワーやプリザーブドフラワーなどを用意し、使う部分や配置を先に考えます。
2. 色が付いたオイルを作る
セリアのインクを使ってカラーオイルを作ります。容器に使う分だけパラフィンオイルを入れ、その中にインクを垂らすだけ。しっかりとかき混ぜれば、色が付いたハーバリウムオイルを簡単に作ることができますよ。
これ1本で約1.5ℓのオイルに着色出来るそうで、少量のオイルならば数滴垂らすだけで十分発色してくれます。むしろ色が付き過ぎるので入れ過ぎには注意。色が濃過ぎると中が見えなくなってしまいます。
3. 下になる部分の花を入れる
私が使った電球型のボトルや細長い瓶の場合は、何等分かして下から順に作っていくと形が崩れることなく綺麗に仕上がりやすいですよ。ですので、花を入れてオイルを入れる→花を入れてオイルを入れる、と言った感じに、少しずつ作っていきます。
今回はそこまで上に長くないので、下段と上段の2段に分けて作りました。まずは下段の花を入れていきます。
4. 着色したオイルを入れる
半分まで花が入ったところで、先ほど着色したオイルを流し込みましょう。配置した花が崩れてしまわないようそっとオイルを入れます。ペットボトルに付けて使える水差しのようなものがあると便利ですね。
5. 上になる部分の花を入れる
1段目のオイルの上に乗せるように、2段目の花を配置していきます。オイルを入れると意外と少なく見えることが多いので、花は多めに用意しておいた方が良いと思います。
6. オイルをボトルいっぱいに入れる
下段と同じように、形や配置が崩れないよう静かに、オイルをボトルいっぱいまで流し込みましょう。
7. キラキラ装飾
全体が仕上がったところで、花が少ない場合は足したり配置を直したりなどの修正をします。あまりごちゃごちゃかき混ぜると花がちぎれたり配置が崩れたりするので、気をつけて行って下さいね。
キラキラの装飾があったので、最後にこれを切って入れておきました。
8. 完成
ボトルにリボンを巻いたら完成です!水色の夏っぽいハーバリウムが出来ました。夏も終わりなのに。
実は1回目、インクの入れ過ぎで青色が濃過ぎて失敗してしまいました。特に青いアジサイや青い石は全く見えなくなってしまったのです。ハーバリウムのメインはオイルではなく瓶に詰まった植物なので、オイルだけ濃くても何も意味がないのです。インクの量はとても重要ですね。
2層のレイヤーハーバリウムも作れる
ちなみに、下段だけインクで着色したオイルを使い、上段には着色していないノーマルなオイルを使ってみたら、グラデーションの2層になったレイヤーハーバリウムも作ることができましたよ。
レイヤーハーバリウムは以前、セリアのカラーオイルでも作ったことがあります。
進化し続けるハーバリウム
ハーバリウムは人気があるだけあって、競い合うように次々と新しい手法のものが生み出されていますね。可能性が広がり続けている気がします。100円ショップの材料だけでも、十分美しいものを作ることができますよ。今後の進化にも期待が募るばかり。
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