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ピケットフェンスをDIY!1×4材を使った簡単なフェンスの作り方

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ピケットフェンス完成
玄関にある花壇の背面に、バラに合わせて白いフェンスを立てたかったので、1×4材を使って自作・設置しました。作ったのはアメリカンカントリー調のピケットフェンス。フェンス作りはDIY初心者でも意外と簡単にできますよ。

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フェンス設置場所

フェンス設置場所
フェンスを設置する花壇には、レッド・レオナルド・ダ・ヴィンチセンチメンタルホーム&ガーデンなどのバラが植えてあります。

今までは花壇の後ろ側がタイルになっており、バラを誘引する時に釘などが打てなかったので、ここに木製のフェンスを立てて誘引しやすくしたいと思っていました。また、タイルよりも木製の方がナチュラルで、鮮やかなバラとの相性も抜群。

バラが咲く時期までになんとかしたいと思っていたので、バラが休眠期になって花や葉がなくなる冬の時期に、寒さに耐えながら製作しましたよ。

1. 木材をカット

木材カット
使うのはSPF材1×4。DIYでよく使われる、どこのホームセンターでも販売されている定番の木材です。

フェンスの長さは165cmで高さは67cm。このサイズを作るために9本の1×4材を購入しました。この木材を、165cmに2本、67cmに14本カットします。

ちなみに今回は、ホームセンターの木材カットサービスを利用しました。早くて正確でとても便利なサービスですね。

【失敗しない選び方】DIYで使いたい木材の種類・特徴について
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ワンバイ?ツーバイ?DIYでよく使う木材の規格サイズについて
いざ何かを作ろうとホームセンターで木材を購入する際、1×4、2×3などの表記があり、何だろうと思った経験はありませんか?これはインチサイズで表記された、木材の規格サイズのことです。全国どこのホームセンターでも同じサイズが手に入るので、知っているととても便利ですよ。

2. 先端をカット

三角にカット
カントリー調にするため、67cmにカットした木材の先端を斜めにカット。三角のような尖った形をジグソーで作ります。角度はお好みで。

3. やすりがけ

やすりがけ
カットした部分はバリが出ていて危ないので、必ずサンドペーパーを使ってやすりがけしておきましょう。

全体も細かい目のやすりで磨いておくと、より美しい仕上がりになりますよ。電動サンダーがあれば便利ですね。

4. 防腐剤塗装

防腐剤
SPF材は、柔らかく加工がしやすい上に安価なので、気軽に手が出しやすい木材です。ですがその反面、強度や耐久性に欠けるため、屋外で使うには十分注意しなければならない木材でもあります。

私がSPF材を使う時は特に塗装に気を付けており、できるだけ長持ちするようにしっかりと塗装するようにしています。

まずは透明の防腐剤を塗り、しっかりと乾かしてからもう一度重ね塗りします。

5. 白ペンキで塗装

白塗装
防腐剤が乾いたところで、水性のペンキを塗って乾かしてを繰り返して3度塗り。塗料は塗るだけでなく乾かすのにも時間がかかるので、いつも塗装だけで丸一日はかかってしまいますね。

6. 印をつける

マークする
このフェンスは、165cmの長い木材に67cmの木材を取り付けていくので、3cm間隔の隙間をあけて木材がどの位置にくるのか、あらかじめ鉛筆で印をつけておきます。

7. 下穴をあける

下穴
印をつけたことでどこにネジを打つのかも分かるようになったので、木材を取り付ける位置にネジを打つための下穴をドリルであけます。

直接ネジを打つと、柔らかい木材だと割れてしまったりヒビが入ってしまうことがあるので、こうすることでそれらを防ぐ役割がありますよ。

8. 端の木材を取り付ける

組み立て開始
いよいよ端から組み立て開始!長い木材の下に縦の木材を置き、直角に交わるように上からネジで打ち付けます。

上から何センチの場所に来るかは先に印をつけてありますが、やっているうちにずれてくるので、その都度測りながら組み立てました。

ずれたりしたらやり直さなければならないので、最初はあくまでも仮止め程度が良いかと。

9. 水平を測る

水平を測る
端の木材を固定できたら、一度真っ直ぐに立ててみて、長い木材がちゃんと水平に取り付けられているか水平器で測っておきましょう。

10. 反対側の端の木材を取り付ける

両端組み立て
両端が固定されているとずれる心配もなくなるので、反対の端の木材も同じように取り付け、先に形を作って安定させました。両端が取り付けられたところで、再度立てて水平を測っておきます。

同じように、下の段のもう一本の長い木材も真っ直ぐになるように取り付けます。

11. 2本目取り付け

2本目取り付け
3cmの隙間をあけて2本目の木材を取り付け。下を水平なものに固定し、間に3センチ幅の木材を入れて次の木材を並べれば、測らなくても等間隔で真っ直ぐ揃ったものを作ることができますよ。

12. 木材をどんどん取り付ける

木材取り付け
同じ方法でどんどん木材を繋げていきます。今回の165cmの横幅のフェンスで、67cmの縦の木材は14本使いました。間隔や高さはご自由にどうぞ。

13. ネジ頭塗装

ネジ頭塗装
裏側になるのであまり見えませんが、錆び防止も考慮し、ネジ頭を白ペンキで塗装しておきました。

14. 形が完成

形が完成
これで1枚のピケットフェンスの形が完成しました。もっと長いものが欲しい場合は、これを何枚か作って並べていけば良いかと思います。次は取り付け。

15. 束石を塗装

束石塗装
土に挿して使える固定金具もあるのですが、フェンスを置きたい花壇が既にバラなどで埋まっており、挿すことが難しそうだったため束石を利用することにしました。

本当は束石も土に埋めて使うものですけど、掘ることができなかったので土の上に置いて使うことに。コンクリート色だと見栄えが悪かったので、束石も白で塗装。

パーゴラやウッドデッキの基礎、柱を建てるための束石(つかいし)の使い方
パーゴラやウッドデッキ、小屋などを土の上に建てる際、必ず必要となってくる束石(つかいし)。束石を使うのは物を作る時の最初の工程で基礎の基礎ですが、この部分が一番重要だと言っても過言ではありません。束石の使い方を知れば、DIYの幅も広がりますよ!

16. 束石に取り付け

束石取り付け
両端の木材を束石に取り付けます。置く場所で取り付けられれば理想ですが、花壇の中に入って取り付けられなかったので、先に取り付けておき、置く場所まで運びました。

17. 完成

ピケットフェンスDIY
ピケットフェンスのできあがり!今までタイルだった部分が白いフェンスになり、柔らかいイメージになり随分雰囲気が変わりました。

長いものを作ろうと思うと時間も手間もかかると思うけれど、これぐらいのものであれば、DIY初心者の方でも1日あれば組み立てられると思いますよ。

可愛らしい形なので、ちょっとした仕切りやアクセントにも良いかもしれませんね。簡単だけどインパクトもあります!

以前作ったボーダーフェンス

バラとフェンス
今回はピケットフェンスを製作しましたが、以前にもSPF材を使ってボーダーフェンスを作ったこともあります。アルミフェンスからボーダーフェンスに変わったことで、家全体の雰囲気が明るくなり、バラともよく合うフェンスになりました。

敷地の堺目のフェンスだったため長かったので大変でしたが、こちらも難しいことはなく、DIY初心者の方でも作ることができます。

フェンスは外構業者さんに頼むと結構なお値段がするので、ぜひご自身で作ってみてはいかがでしょうか。木製のフェンスは温かみがあり、きっとお気に入りのエクステリアになることでしょう。

初心者でもできるウッドフェンス(ボーダーフェンス)の作り方
たかがフェンス、されどフェンス。フェンスの色や形だけで、家全体の印象がガラリと変わるもの。私はずっと木を使った白いフェンスに憧れていました。しかし外構屋さんに頼むとなかなかの値段がしますよね。よし!じゃあ自分で作ろう!と言うことで、一から全て手作りしてみました。

関連商品

使用した材料
  • 1×4 6F 9本
  • 防虫防腐剤
  • 水性ペンキ 白
  • 束石
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