岐阜県郡上市にある「ひるがのピクニックパーク」では、7月~10月頃まで満開のピンクのペチュニアを見ることができますよ。山の上の夏だけの絶景。想像を超えて天国かと思うほどに美しい景色でした。
旧コキアパークがひるがのピクニックガーデンに!
ひるがのピクニックガーデンは、旧ひるがの高原コキアパークだったところです。2019年の夏に、ひるがのピクニックガーデンとして新しく生まれ変わりました。以前は名前の通りコキア畑がありましたが、現在のメインはペチュニアです。
ちなみに冬の間はひるがの高原スキー場として活躍する場所。と言うかそちらが本業ですね。ひるがの高原ピクニックパークは、スキー場が行う夏の間限定のスポットなのです。
リフトで山頂へ!
ここへ来たからには山頂に行かなければ意味がありません。山頂へはリフトを使って行くことができますよ。(バギーを借りて登ることもできるそうです。)
高原好きな私は、夏になるとリフトで風を切ってみることも多いのですが、何度乗っても最初はやはり恐いですね。慣れてこれば気持ち良く感じるけれど、最初はジェットコースターの方がマシだと思うほど恐いです…。
山頂付近で見えてくるピンクの絨毯
リフトは全長1,000m、乗車時間は片道約8分の道のり。標高1,000mの山頂付近になると、いよいよ一面に広がる花畑が見えてきます。ペチュニアだと分かっていても、遠くから見るとピンクの絨毯にしか見えません。空の青と自然の緑の中でよく映えます。
山頂からはひるがのの絶景!
リフトで山頂に到着すると、いの一番に目の前に広がるのはひるがのの絶景。大日岳、白山連邦などが一望でき、これでもかと言うほどのダイナミックな大自然が広がっています。これだけでもう感動が止まりません!美しい絶景にしばし見入ってしまいました。
ひるがのピクニックガーデンのちょうど目の前に見えるスキー場は、ダイナランドや高鷲スノーパークでしょうか。付近にはスキー場が点在しており、ウィンタースポーツ好きな方にはうってつけのエリアですね。
まるで天国!標高1,000mの花畑
ひるがのの絶景をバッグに、約1万平方メートルに咲き誇る4万株のペチュニアたち。日本最大級の数を誇ります。
このペチュニアは桃色吐息と言う品種で、花言葉は「あなたと一緒なら心が和らぐ」。手入れもよくされており、鮮やかで美しい色のペチュニアでした。
山々の絶景も相まって、花畑のあまりの美しさに、自分は来る途中に事故で死んでしまい、天国に来たのではないかと想像したほどです。普段の生活では絶対に見られない光景に心踊りっぱなし。
リフト乗り場を囲うペチュニア
山頂にはテラスカフェやプライベートテラスがありますが、ほとんどがペチュニアの世界。
高原は特別何かあるわけではないけれど、涼しい風や美しい景色が特別な時間を作ってくれ、ここにいるだけで癒される気がします。海や川が苦手な私にとっては、夏を満喫できる山のリゾート地でした。
まるで夢の世界
最近の猛暑のせいか我が家のペチュニアは花数が減っているので、ここのペチュニアのように美しく咲いて欲しいものです。
花を見ながらのんびり歩いたり写真を撮ったりしながら、夢のような時間を過ごすことができました。
真夏のアジサイ
ペチュニアの他にはアジサイもちょこっとだけ咲いていました。やはり高原は平地より涼しいせいか、平地とは違う季節の花が見られるのですね。
片隅にはコキアとセンニチコウ
以前ひるがの高原コキアパークだった頃の名残もあり、山頂の片隅には1万株のコキアも見ることができますよ。真ん丸で可愛い!コキアの間にはセンニチコウも。
私が訪れたのが真夏だったのでコキアはまだ緑色でしたけど、9月下旬頃になると紅く紅葉した秋コキアが見られます。その頃また来たいなあ。
夏にお勧めの高原リゾート
コキアパークの頃から1度来てみたいと思っていたので、念願の夢が叶って満足!高原と花畑は相性も抜群で、いつまでも見ていたかったです。
近くには牧歌の里もあり、こちらでも四季折々の花や高原グルメなどを楽しむことができます。ぜひ1日かけて、高原リゾートを満喫してみてくださいね!
ひるがのピクニックガーデン
住所 : 岐阜県群上市高鷲ひるがの4670-75
入園料 : 大人500円 子供300円
高原リフト(往復) : 大人800円 子供500円
営業時間 : 8:30~17:00
駐車場 : 有り(無料)
関連URL : ひるがのピクニックガーデン