今年も美しい季節がやってきました。5月に入り、バラがちらほらと咲き始め、いよいよ満開になってきました。一年で一番華やかな季節ですね。毎年恒例、チェリーガーデンの70本ほどのバラの様子をご紹介したいと思います。私のお気に入り品種も掲載しています。
フェンスのバラ
一番最初に満開になるのが、手作りした白いウッドフェンスに沿ったバラたちです。毎年ここがスタートとなり、バラの季節が始まります。
こちらに誘引してあるのは、ドンファン、ロココ、スパニッシュビューティー、フッタカーシュリンローズ、ピエールドゥロンサール、つる桜霞です。
ピンク系のつるバラを中心に植えていますよ。
特に花付きが良いのが、ローズピンクのオールドローズ、フッタカーシュリンローズ。一季咲きですが、春に全エネルギーを爆発させるかのように、たくさんの花を咲かせてくれるんですよ。
以前は白いフェンスに誘引していたのですが、高さが低かったので、今はハイフェンスを設置して誘引しています。
おかげで遠くからでもよく目立つので、写真を撮っていかれる人も多いですね。
フェンスの端にある春霞が、今年咲いたバラの中で、一番花付きが良かったかもしれません。
一枝からブーケのようにたくさんの花を咲かせるため、特に華やかなんですよ。息を飲むほどの美しさで自分でもびっくりしました。色もかわいいですねぇ。
名前が曖昧で、もしかしたら桜霞かもしれませんが、ご容赦を……。
玄関アプローチのバラ
通り沿いにある玄関アプローチの花壇には、レッドレオナルドダヴィンチ、ホーム&ガーデン、ブルーフォーユー、センチメンタル、マリアテレジア、バロンジロードラン、ソフィーズパーペチュアルを植えています。
ここはまだ咲いていないものもあるのですが、ブルーフォーユーやレッドレオナルドダヴィンチが美しく咲き始めました。
この中で特に私が好きなのがレッドレオナルドダヴィンチ。強健で花付きが良く、毎年見応えたっぷりなほど花を咲かせてくれます。
情熱的な赤色もいいですよね。通りにあるのでこの赤がよく目立ち、バラの光景を一層盛り上げてくれている気がします。
ちなみにピンクのレオナルドダヴィンチとは花形は似ているものの、枝分かれではないそうです。
壁面のパレード
家の南側の壁面に誘引しているのは、ローズピンクのつるバラ、パレードです。
大輪カップ咲きの品種で、一輪一輪に存在感があり、色も鮮やかでよく目立ちますよ。
枝もよく伸び、今では壁を覆うほど長く長く枝を伸ばしてくれました。
返り咲きも多く長い間楽しめるのですが、花が重いためか、特に午後からは少々下を向いてしまうところがあります。
壁面のバラはとにかく豪華に見えるので、スペースがある方は、壁面の誘引をしてみるとより楽しめるかもしれませんね。
ここには他に、王道な美しさのピエールドゥロンサール、デルバールの絞りバラアルフレッド・シスレーを一緒に誘引しています。
アイスバーグのアーチ
我が家のシンボル的存在になっているのが、玄関アプローチのアイスバーグのアーチです。
10年ほど前に作ったアーチなのですが、病気にかかることなく順調に成長してくれ、今では純白の雪が積もったかのような、真っ白な絶景を作り上げてくれていますよ。
アイスバーグは本当に丈夫で育てやすく、枝もしなやかで誘引もしやすいため、バラを初めたばかりの方にもおすすめですね。
アイスバーグから玄関ポーチのニュードーンへと続くような誘引になっていますが、ニュードーンは遅咲きのため、咲くまでにはもう少しかかりそうです……。
昨年作った二重のアーチ
こちらはメインガーデンにある、庭の入り口から入ってすぐの二重のアーチ。
手前がピエールドゥロンサール、後ろがクリスティアーナ。ピエールは昨年植え、クリスティアーナは今年植えたばかりです。
まだまだアーチを覆うまで大きくはなっていませんが、ピエールドゥロンサールはだいぶ花も咲くようになり、かわいくなってきましたよ。
今後の成長が楽しみです。
もう少し楽しめそうです
もう終わってしまった品種もあるけれど、ニュードンやホーム&ガーデンなど、これから咲いてくるものもあるので、もう少しの間バラを楽しめそうです。
でも、この光景を見るために一年間手入れを頑張っているので、終わってしまうと思うと寂しいなぁ。ずっと続けばいいのになぁ、バラの季節。
もう植えるところがないのですが、もう少し増やそうかな、なんて、夢を描いています。
YouTubeでもご紹介しています
YouTubeのチャンネル名「チェリーガーデン」でも、我が家のローズガーデンをご紹介しています。
こちらでは一株一株もう少し詳しくご紹介していますので、よろしければそちらもご覧下さいませ!