ヒヤシンスやムスカリなどの球根花を、毎年室内で水栽培します。いつもは球根用のガラスのポットに入れて育てるのですが、今年は水苔を使っての栽培に挑戦してみました。寒い冬は、室内で植物を楽しみませんか?
芽出し球根
水苔で栽培するにあたり、芽出し球根を買ってきました。
毎年1月頃から、少し成長して根っこと芽が出た球根が販売されるので、私は毎年それを使って水栽培しています。
球根を一から育てようと思うと、温度や場所の管理が少々難しく、根が出ない!と言うこともよくあるので、芽出し球根を使うと簡単に栽培することができますよ。
1. 球根を洗って土を落とす
今回は水苔を使って育てるので、土は必要ありません。
なので、ビニールポットから取り出し、水でよく洗って土を落としましょう。
洗う際、どうしても根が切れてしまうことがあり、少しぐらいであればあまり気にしませんが、できるだけ優しく根を切らないように洗うと良いと思います。
2. 水苔を水で戻す
私が使った園芸店で買った水苔は、始めから湿っているタイプのものだったのでそのまま使いますが、乾燥水苔であれば、水に浸して戻しておきます。
だいたい20分ほど浸しておけば戻ります。
ちなみに、戻す時に熱湯を使うと、殺菌効果があるそうですよ。やけどに注意ですけどね。
3. 水苔を敷く
100均で平たいプラスチックの容器を見つけたので、こちらを使います。
この容器にたっぷりと水苔を敷きます。
後で思ったのですけど、球根を先に入れても良かったですね……。
4. 球根を水苔の中に入れる
根をあまり切らないように、水苔の中に球根を入れてあげます。
水苔で球根を優しく覆うようなイメージです。
水苔を寄せて少し隙間を作り、そこに根っこごと入れてあげるとやりやすいかも。
4. 完成
これで完成です。ヒヤシンスやムスカリ、チューリップなどを入れてみました。
チューリップは水栽培が難しいので、水苔では難しいかもしれませんが……。
管理方法
水苔はだんだんと乾燥してきて水分がなくなってくるので、そうしたらジョウロや霧吹きで湿らせて、水を切らさないように注意しましょう。
球根自体に栄養があるので、基本的には放置でも育ってくれますけど、水だけは必ず必要です。
ただし、水が多すぎても加湿になって球根が腐ってしまう可能性があるので、やり過ぎにも注意です。
ヒヤシンス開花
ヒヤシンスがだんだんと咲いてきました。とてもきれいで甘い香りが漂います。
他の植物はまだ開花しないので、咲いたらまたご紹介できたらと思います。
室内で植物を楽しもう!
私は寒さが大の苦手なので、庭でのガーデニングは、冬の時期はあまりできずにいます。
その代わり、家の中でいろんな花を育て、室内で植物を楽しんでいますよ。
特にヒヤシンスは、華やかな見た目と甘い香りが魅力的で、毎年の冬の楽しみとしています。
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