当ブログでは既に何度もご紹介していますが、岐阜県の西部に位置する大野町は、バラ苗生産日本一の町。そんな大野町では、毎年町内にあるバラ公園にて、バラ農家さんが直売で苗の販売をします。安価で販売されており、とてもお得ですよ。
岐阜県大野町のバラ公園
大野町にあるバラ公園は、バラの生産が盛んに行われている町ならではの公園です。150種類2,000株ものバラが植えられているんですよ。
敷地はそれほど大きくないですが、ぎっしりと種類豊富に植えられており、まさにバラづくし!大野町原産の河本バラ園の「ブルーヘブン」、青木さん作出の夜来香などもあり、見どころたっぷりの公園です。
バラ苗直営店
農家さんの直売店は、バラ公園の駐車場にて開かれます。大野町のバラ農家さんが何軒かお店を出しており、新苗は500円から、大苗でも1,500円や2,000円と言うリーズナブルな値段で販売していますよ。
園芸店よりもかなり安く買えるので、買っておかなければ損な気分になりますね。
木立ちのものからつるバラまで、園芸店ではあまり見かけることの少ないオールドローズも、いろいろと取り揃えられています。さすが直売なだけあり、見たことのないようなものもずらりと並びます。
お店の方は皆さんバラを育てているプロの方なので、分からないことや育て方についてなど、質問すれば丁寧に教えて頂けると思いますよ。
購入したバラ
家からそう遠くないこともあり、毎年こちらに何度もバラを見に足を運んでいます。もはや、毎年この時期の習慣となっています。
庭もそんなに広いわけではないので、これ以上増やしても置き場がないと思いつつ、今年も安さに釣られ、何種類か購入してしまいました。どのバラも美しくこれからの成長が楽しみです。
マダムルナイー
フランスのオールドローズなのですが、花弁が多くてコロンとしたカップ咲きがまさにオールドローズらしい形をしています。花が重たく少々下を向くところがありますけど、フリルがかった花弁と花形に一目惚れして大苗で購入しました。
香りが強香でフルーツのような甘い香りを持っています。
オールドローズはほとんどが一季咲きの特徴を持っていますが、系統によっては返り咲きを多くするもの、四季咲き性のものもあります。マダムルナイーもその1つで、四季咲きに近い性質を持っているオールドローズですよ。
グルス アン アーヘン
白に薄いピンク(アプリコット)がかった花弁が繊細で、優しい印象のバラです。モダンローズの分類だけど、クラシカルな花形がオールドロースのような雰囲気も持っていますね。
樹高がコンパクトでまとまりが良い品種なので、スペースがない庭や鉢植えで育てるのにも向いていますよ。我が家も鉢植えで育てます。
四季咲き性で繰り返しよく咲くとのことなので、これから花を咲かせるのが楽しみ!
バフビューティー
淡い温かみのあるオレンジ色のつるバラで、とても人気が高い品種ですね。こういった色合いのつるバラは数少ないため、とても貴重ではないでしょうか。
伸長力があるため、壁面やアーチ、パーゴラなどへ誘引しているお家もよく見かけます。丈夫で強健なので、たくさんの花を付けるバラですよ。
以前からいいなとは思っていたのですけど、チェリーガーデンでは黄色やオレンジのバラは浮いてしまうため私は購入しないのですが、主人が気に入って新苗で購入しました。
大きくなるまで何年かかるか分かりませんが、ベランダガーデンで頑張って育ててみるそうです。
デザートピース
こちらも同じく主人が購入したバラ。そう言えばこちらも黄色いバラですね。黄色系が好きなのかしら?
デザートピースはフランスのメイアン社が作出したバラです。写真では薄いですが、濃い黄色に濃いピンクの覆輪が入る品種で、はっきりとした色合いが特徴的。
20世紀を代表する名花とも言われるピースとは血縁関係は薄いそうですけど、色合いがよく似ていますね。
道の駅にも売っています!
今年も気に入ったバラにたくさん出会えて良かったです。足繁く通った甲斐がありました。安いのでついついあれもこれもと毎年買い過ぎてしまいそうになりますけどね…。
近くの「道の駅パレットピアおおの」でも、バラ農家さんのバラが直売されており、こちらもお値打ちに購入することができますよ。こちらにもたくさんの苗がありますし、バラ公園からは車で5分ほどの距離なので、休憩がてら立ち寄ってみてはいかがですか?