花を置くための花台が欲しい。しかしありふれた台では面白くない!せっかく作るのならば、かわいく目立つ花台を作ることにしました。子供が座れるようなサイズの、小さな椅子型花台をDIY!室内のインテリアとしても使用できます。
セリアのウッドデッキパネルを使用
椅子の物を置く部分にはセリアのウッドデッキパネルを使うことにしました。
植木鉢の下に敷いたり壁に掛けて使ったり、使い勝手の良い商品です。すのこのようにDIYの材料として何かと活躍してくれそう。
このウッドデッキパネルと木材を使い、椅子型花台の作り方をご紹介します。
1. 材料をカット
脚に使う木材は、赤松の40mm×30mmの角材を用意しました。後ろの長い脚と前の短い脚を、それぞれ2本ずつカットします。
脚の長さにズレがあると出来上がった時にカタカタしてしまうので、できるだけ長さがズレないようにカットしましょう。
2. やすりがけ
最初から表面がツルツルのサンダー仕上げされている木材ならやすりがけの必要はありませんが、カットした部分などバリが出て危ない場所はやすりがけして滑らかにします。電動サンダーがあると便利。
3. 脚をはめこむ部分をカット
前の脚はウッドデッキパネルの下側に、後ろの脚はウッドデッキパネルの後ろ側に取り付けます。見栄え良く取り付けるために、ウッドデッキパネルを少し加工していきます。
まずはパネルを繋げている裏側の木材が前の脚を取り付けるのに邪魔になるので、その部分だけノコギリなどを使ってカット。
繋ぎの木材を減らした分すのこのような部分が外れる可能性があるので、上から釘で補強しておきました。
後ろの脚ははめ込むように取り付けたかったので、角材の横幅分出っ張ったすのこの部分をカットします。
4. 前の脚を取り付け
前の脚はウッドデッキパネルの下側に来るので、パネルの上からネジで固定します。
1本目の脚を取り付ける時は1人だとグラグラしてやりにくいので、誰かに支えてもらったり、同じ高さのものを下に置いて固定しながら作業するとやりやすいですよ。
5. 後ろの脚を取り付け
ウッドデッキパネルの後ろ側に切り込みを入れた部分に角材をはめこみ、角材の裏からネジを打って固定します。これで4本脚のある椅子の形が出来上がってきました。
6. 背もたれを取り付け
背もたれの部分は、脚と同じく赤松の平角材を使用。セリアでも檜の木材などが販売されているので、そういったものでも良いと思います。
脚と脚の間の幅ピッタリにカットし、これを2本取り付けました。
7. 塗装
全体をブルーグレーの水性ペンキで塗装。その後、アースホワイトのミルクペイントを使って古ぼけた感じが出るようにエイジング塗装しました。
私の工作ではいつもはアンティークメディウムなどを使って茶色く汚していく場合が多いのですが、今回は白色を使って塗装が剥がれて劣化した雰囲気をイメージしました。
花を乗せると水やりをしなければならないため、無塗装のままだとすぐに腐ってしまうので、塗装と防腐剤は必ず必要です。
8. 転写シールを貼る
背もたれの部分にセリアで買った転写シールを貼ります。セリアは転写シールのバリエーションも多く、こういったさりげない文字や模様を入れるのに役立ちます。
外で使うものなので、上からニスを塗って補強しておきました。
9. 椅子型花台完成
セリアのウッドデッキパネルの大きさに合わせた、子供椅子サイズの小さめな花台の完成です。
人が座るにはウッドデッキパネルではもろ過ぎますが、庭の寄せ植えなどを置くぐらいの強度はありますよ。
そのまま置いておくだけでもガーデン雑貨としてかわいく飾れます。
季節ごとの花を飾ろう!
寄せ植えが増えてきて置き場に困っていたので、ちょうど良い花台ができて良かった良かった。
普通に置いて飾るよりも目立って良いのではないでしょうか。
花だけでなく、ガーデン雑貨やエクステリアを楽しむのもガーデニングの醍醐味ですね!
色々な花台をDIY
以前作ったカントリー調の花台や椅子型プランターと並べて飾ってみました。どちらも500円以下の材料費と2時間ほどの作業時間のみで作った簡単DIY工作です。
買うと意外と高いガーデン雑貨も作ればとても安い!DIYを初めたばかりの方にもおすすめですよ。
- 赤松角材・平角材
- ウッドデッキパネル
- 水性ペンキ ブルーグレー
- ミルクペイント アースホワイト
- 防腐剤
- 転写シール