ダイソーで、素焼き鉢、プラスチック鉢、ブリキ缶を購入しました。そのままだと味気なくチェリーガーデンには合わないので、リメイクして使うことにしましたよ。アンティーク風リメ鉢の作り方です。
1. 紙やすりで荒らす
水性塗料を使って塗装していくのですが、プラスチック鉢やブリキ鉢は塗料をはじいてしまう可能性があります。
塗装するための準備として、塗料を乗りやすくしなければなりません。
まずは、粗目の紙やすりで表面をこすり、素材をザラザラになるまで荒らす必要があります。
2. プライマーを吹く
塗料を乗りやすくするためにはプライマー(下地剤)が必需品。
素材と塗料との密着性を高めるので、はじかず塗装することができますよ。もちろん剥がれにくくもなります。
私はいつも、ミッチャクロンを使用しています。スプレータイプのものを使い、素材全体にムラなく吹きます。
ミッチャクロンは冬場でも30分もあれば乾くので、少し待ったらすぐに塗装に入ることができますよ。
3. 塗料を準備
どんな色にしようかとても迷ったのですが、今回はエメラルドグリーンのような色を使ってみることにしました。
いつもは淡いブルーやグリーンを使うことが多いので、濃い色は結構勇気が入りますね……。
水性塗料の青や緑を調合して、自分で気に入る色ができるまで調合しました。
そしてアンティーク風なザラザラ質感を表現するために、この塗料に石灰を混ぜておきます。
4. 塗装
ムラのないよう、筆や刷毛を使い塗装します。
先ほどやすりがけとプライマーで下地を作っておいたおかげで、プラスチック鉢もブリキ缶も、はじかずスムーズに塗装することができました。
スポンジでポンポン叩くように塗装しても、面白い質感になると思います。
石灰を混ぜているので、アイアンのような漆喰のような、ザラザラとした見た目になりましたね。
石灰の量によっても全然違う見た目になるので、ぜひ色々試してみてください。
5. ラベル印刷
せっかくなので、チェリーガーデンのロゴを入れることにしました。
Illustratorを使い、ラベルを作成してクラフト紙に印刷します。
ラベルを作るのが難しければ、100円ショップの材料を使ったり、ネットの素材屋さんから合う素材を探してみても良いかもしれません。
印刷したラベルは、鉢に合うサイズにカット。
6. 紙を焦がす
アンティーク風な古紙にするために、紙の縁を焦がして古びた感じを表現したいと思います。
線香を使い、紙に当ててじわじわと少しずつ焦がしました。
以前はライターを使っていたのですが、ライターだと焼けすぎてしまったり危なかったりするので、線香の方が使いやすいですね。
7. ラベルを貼る
接着剤を使い、ラベルを植木鉢に貼り付けます。
屋外で使うとどうしても剥がれたり色褪せたりしやすいので、上からデコパージュ用のトップコートやニスなどを塗っておくと良いかも。
8. エイジング塗装
最後に、アンティークメディウムを使い、鉢の縁やラベルなどを汚します。
アンティークメディウムは意外と塩梅が難しく、やり過ぎるとただただ汚いものになってしまうので、少しずつ様子を見ながら塗っていくのがおすすめ。
私はひどく汚したくはなかったので、水で溶いたアンティークメディウムを塗って、ティッシュで拭き取りながら塗っていきました。
どれだけ年季の入ったものしたいかによって、汚し具合も変わってくると思います。
9. 花を植える
ビオラやベロニカなどの植物を植えて、完成です!
普段あまり派手な色は使わないのでどうなることかと思いましたけど、これはこれで鮮やかで庭でも映えるんじゃないでしょうか。
アンティーク風にしてあるので植物ともよく合い、気に入っています。
安い植木鉢をリメイクして使う
素敵な植木鉢を買おうとすると高価で買えないものが多いので、私はほとんど安い植木鉢を買っています。
ただ、そのままだとどうしても安っぽくなったり雰囲気に合わなかったりするので、リメイクして自分の好きなように変えて使っていますよ。
ガーデニングを楽しむのであれば、せっかくなら植木鉢にもこだわりたいですものね。
これからも、いろんなリメイク鉢の方法を試してみたいと思います。
YouTube
こちらの植木鉢のリメイクは、私のYouTubeチャンネル「チェリーガーデン」でも作り方をご紹介しています。動画だともう少し分かりやすいかと思いますので、ぜひそちらもご覧下さい。
関連商品
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