100円ショップの植木鉢は種類豊富で、ガーデニングでとても重宝しています。セリアで柄がおしゃれな植木鉢を見つけたので、塗装してリメイクして使うことに。手間がかかりましたが、なんとか豪華な植木鉢にリメイクすることができました。
セリアのミルクール角ポット
こちらがもともとの植木鉢。商品名はミルクール角ポットとミルクール角ポット受皿。鉢の方は、浅いものと深いものの2種類ありました。
4面にレースのような柄が入っておしゃれなのですが、やはり真っ白だとプラスチック感が強かったので、色を付けてイメージチェンジしたいと思います。
気の遠くなるような作業だったけれど、雪がひどい1日で外に出られず、一挙に見たいアニメもあったので、のんびりと1日がかりで作業することにしました。
1. 洗剤を付けて洗浄
プラスチックは塗料をはじいてしまうため、下地作りをしっかりしなければ塗装することができません。
そのための準備として、まずは、手の油や汚れを取るためにしっかりと洗剤で洗浄します。
2. サンドペーパーで磨く(400番)
表面がツルツルしている素材に塗装すると剥離しやすいので、サンドペーパー(紙やすり)で表面をこすってザラザラに荒らします。
ただし、あまりにも粗いものでこすると大きく傷が付いて見栄えが悪くなるので、280番~400番ぐらいのものを使うと良いと思います。
3. サンドペーパーで磨く(1000番)
続いて、傷が付いた表面を均すため、今度は目の細かなもので磨いて整えていきます。800番~1000番ぐらいのものを使います。
プラスチックに限らずサンドペーパーを使う時は、低い数字のものから徐々に数字を上げていき、表面を均一に均していくのが基本です。
4. アルコールで拭く
もう一度洗浄しても良かったのですが、今度はアルコールで拭いて汚れを取りました。やすりがけの粉も付いているので、しっかりと拭き取ります。
この後は手袋などを使い、あまり素手でベタベタと触らない方が良いですね。
5. 下地材を吹く
素材と塗料との密着性を上げるためには、下地剤(プライマー)が必ず必要になります。ムラにならないよう、薄く均一に全体に吹きましょう。これを塗ることで、断然塗料の乗りが良くなりますよ。
私が使用したのは、あらゆる素材に対応しているミッチャクロン。DIYに欠かせない超便利なアイテム。スプレータイプと液体タイプがあります。
まあ、余談ですけど、こんな雪の日に雪にまみれて震えながら作業しています。一応屋根のあるところでやっているものの、雪が入り込んで正直プライマーどころではなかったですね。何やってんだ、私……と後悔しながら作業しています。
プライマーは、天気の良い日に外でやるのが一番ですね。乾きも良いですし。
6. 全体をゴールドに塗装
今回は、スモーキーグリーン×ゴールドの組み合わせで塗装することにしました。先に全体をゴールドで塗装し、その後に、柄の部分以外をスモーキーグリーンで上から塗ります。
ちなみに、ゴールドは油性のラッカー、スモーキーグリーンは水性塗料を使用。油性の上に水性は塗れるのですが、水性の上に油性は難しいらしいので、油性塗料と水性塗料を使う場合は使う順番にお気をつけください。
7. スモーキーグリーンで柄以外を塗装
ここからは単純作業で、浮き上がっている柄の部分以外を、ひたすらスモーキーグリーンで塗っていくだけ。何も難しくなく単純なんだけど、レースのような柄なのでとにかく細かいんですよね。
気の遠くなるような作業でしたけど、細かい作業は意外と好きなので、アニメを見ながら1日がかりでひたすら塗り続けました。単純なので写真もあまり撮っていません。
これが1面につき1時間はかかるので、とにかく時間はかかりましたね。終わった!と思ったら浮け皿があるの忘れてましたし……。
8. 完成
結局完成したのは夜遅くでした。時間がかかったので完成した時には感動すら覚えましたよ。……だがしかし!苦労した分植木鉢として外に出すのがもったいなくて、いまだ使えず……。室内で何かに使えないかしら。
色を塗って印象が変わりました!
今までいろんなリメイク鉢を作ってきましたが、一番時間がかかり一番大変だったけれど、スモーキーグリーンとゴールドの組み合わせが豪華で気に入っています。元のデザインが良いだけかもしれませんけど。
ガーデニングができない寒い日は、室内でDIYして過ごすのも悪くありませんね。おかげでDIYしながらアニメも堪能できました。
これからも、無駄なことに全力を注いでいきたいと思います。
関連商品
- ミルクール角ポット
- ミルクール角ポット受皿
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- ラッカー(ゴールド)
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