庭に飾る雑貨としても、多肉植物などの植木鉢としても利用できる、モルタルブック。まるでおとぎの世界に出てくるようなガーデン雑貨で長年愛用していたのですが、絵の部分が色褪せてきたため、デコパージュでリメイクしました。
以前作ったモルタルブック
スタイロフォームや発泡スチロールを好みの形にカットし、モルタルで固めて形成していくモルタルデコ。私のモルタルブックもこの方法で作っています。
絵を描くのが苦手なので、以前モルタルブックを作った時も左の絵の部分はデコパージュで作りました。その部分が色褪せて剥がれてきていたので、ここだけ新たにデコパージュで修正していこうと思います。
デコパージュとは
専用の薄い紙を使い、服飾品や小物などに好きな絵柄を切り貼りして移すことをデコパージュと言います。この技法を使えば、家具や日用品、Tシャツやカバンなどの服飾小物まで、ありとあらゆるものをオリジナルな絵柄に変えることができますよ。
使う材料は、専用のデコパージュペーパー(ペーパーナプキンでも可)、紙を貼るためのデコパージュ液(糊)、トップコート(仕上げ液)です。全てダイソーで揃えました。
1. 土台の紙を作る
デコパージュを貼るための土台となる紙を用意します。茶色のクラフト紙を使用。
こちらを本に合わせたサイズにカットしたら、縁をライターで炙って少し焦がします。これで紙の周りが破れたような感じになり、アンティークな雰囲気を出すことができますよ。思ったより燃えてしまうことがあるので、作業は必ず水場の近くで行って下さいね。
2. 素材を用意
土台の紙に貼るデコパージュペーパーを作ります。使いたい素材を探し、部分的にカット。いろんな素材を組み合わせても面白いですね。ざっくりと手でちぎって使うと、よりアンティーク感が増します。
3. デコパージュ液で貼る
どんな配置にするか決めたら、貼りたい場所にデコパージュ液を塗って素材を貼っていきます。紙が薄いため、少し引っ張っただけでも破れやすいのでご注意を。
4. 素材を重ねていく
デコパージュペーパーはところどころ重ねても良いですよ。貼ったら再度デコパージュ液を上から塗るとしっかりと貼り付けることができます。
5. デコパージュ完成
デコパージュでトランプや花の絵柄を使ったアンティークな紙が完成しました。少しシワが寄りましたが、古びた感じがちょうど良いので気にせず進めます。
6. 本に貼る
完成した紙を本に貼り付けます。先ほど使ったデコパージュ液を使い貼りましたよ。
7. トップコートを塗る
仕上げにトップコート(デコパージュ仕上げ液)を全体に塗ります。コーティングの役割があるため、保護して長持ちさせてくれます。光沢仕上げのものを使えばつややかな仕上がりになりますよ。
リメイク完了!
モルタルブックに新しい絵が付きました!違う絵柄になると違う本になったようで、表紙の色や植物も変えたくなっちゃいますね。今までとは違う物語が詰まっていますね、きっと。トランプなのでアリス系の本かしら……?
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