まるで光の魔法がかかったように美しいステンドグラスに憧れて、庭に飾るためのステンドグラス風の小さな窓を作ってみました。アンティークなステンドグラスは、ナチュラルガーデンとも相性抜群!
セリアの写真立てでDIY
以前ステンドグラス風のドアのオブジェを作りました。この時使ったステンドグラスシートがまだ残っていたので、今度は窓のオブジェを作ってみます。
前回はドアの木枠も1から手作りしましたが、今回は既存品で作っていこうと思います。
買ったのは、セリアの白い写真立て。少し木目が入っている、アンティーク調のものです。
1. アンティーク加工
かわいらしい写真立てですがこのまま使うのはちょっと味気なかったので、更にアンティーク風に塗装します。
やり方は様々だと思いますが、私はアンティークメディウムを使って、使い古された古びた感じを出してみました。
これは、塗るだけで誰でも簡単にアンティークにすることができると言う優れもの。塗料がはじいてしまう場合は、サンドペーパーで下処理をしてプライマーを塗ってから塗装してください。
2. 格子をワイヤーで作る
塗装が完了したら窓風にするために、中の格子を作ります。ここには黒いワイヤーを使いました。(シルバーの針金を使う場合はサンドペーパーで磨いてから塗装すると、塗料がはがれにくくなりますよ。)
縦・横それぞれ、枠より少しだけ長めのものを用意します。
3. ワイヤーを入れる穴をあける
ワイヤーを写真立てにくっつけるための穴をあけます。縦・横の長さのちょうど半分の位置に4ヶ所、浅いと抜けてきてしまうので少し深めに、ワイヤーが入るだけの小さな穴をあけました。
穴をあける道具は電動ドリルやピンバイスなどがありますが、今回使った写真立ては柔らかいため簡単にすぐ穴があきそうだったので、キリを使用しました。
4. 穴にワイヤーをはめ込み接着剤で固定
キリであけた穴に、ワイヤーを差し込みます。この時、少しでも長いとダブってしまうし、短いと抜けやすくなってしまうので、少しずつ調整しながらちょど良い長さに合わせてください。
ワイヤーが入ったら抜けてこないようにするため、穴に接着剤を流し込みます。
穴が大きければパテなどで埋めるのが良いですが、ほんの数ミリの小さな穴なので、少しの接着剤でも抜けてきません。
5. ステンドグラス風シートを貼る
窓枠と格子が完成したので、次は背景になるステンドグラス作りです。私が使っているのは、キャンドゥで購入したステンドグラス風シート。貼るだけで部屋の簡単な模様替えができる人気アイテムです。
これを写真立ての、写真をカバーするための透明のシート(名前が分かりません)の真ん中に貼り付けます。シールになっているので簡単に貼ることができます。これでステンドグラス部分は完成。
6. トンボを付け直す
もともとこの写真立ての、裏板を固定するための額縁金具(トンボと言います。知らなかったでしょ?私も今初めて知りました。)は、裏板にはめ込まれていました。
裏板はもう使わないのでこのトンボをはずし、ネジで改めて枠の裏に取り付けました。これでステンドグラスシートを固定します。
それでも落ちてきてしまう場合は、裏から縁に接着剤で直接くっつけてしまってもいいかもしれませんね。
7. 完成!
ステンドグラスシートを裏から挟んだら、これで完成です。アンティーク風な、ミニチュアのステンドグラス風窓の出来上がり!
大きければフェイク窓として壁にでもつけたいですが、残念ながらとても小さい。ガーデン雑貨として、庭に飾ります。
スクエアフレームでもう1つDIY
写真立てと平行して、もう1つ違う材料を使って色違いで作っていました。使ったのはセリアのスクエアフレーム。これは…何に使うものだろうか。PHOTOSIZEと書いてあるから小さな写真立て?
多分、きっと、「好きな使い方してください!DIYに向いています!」と言う商品でしょう、形と色からして。
これは写真立てと違い色が付いていなかったので、ゴールドに塗り、その上からアンティークメディウムを塗っています。
錆びた金をイメージして塗装してみました。窓枠の色によっても、イメージが随分と変わってきますね。
ステンドグラス風な雑貨
以前作ったステンドグラス風ドアと並べてみました。撮影のため並べただけで、3つあるとさすがにうるさいので1つはインテリアとして飾ります。
シートなので、ガラスが光を通し、色彩豊かで鮮やかに、キラキラと光るようなステンドグラスならではの美しさまでは再現できませんが、気分だけでも味わえる雑貨になりました。
- 写真立て
- スクエアフレーム
- アクリル絵の具
- アンティークメディウム
- ワイヤー(黒)
- ステンドグラス風シート