雑貨屋さんで購入したブリキのバケツ。鉢として使おうと思い買ったのですが、そのままだとちょっと味気ない。――だったらリメイクしちゃおう!庭の雰囲気を壊さないような色合いで、少し古びた雰囲気に作り変えてみました。
普通のブリキバケツをアンティークバケツに
高級感あるお洒落な鉢はたくさんあるけれど、買おうと思うと結構なお値段しますよね。チェリーガーデンの鉢はどれも安いものばかりで、100円ショップなど安価で購入したものをリメイクして使っていることが多いです。
アイディア次第でいろんな鉢が作れるので、リメイクするのも悪くないですよ!
今回のリメイクは転写シールを使ったお手軽リメ鉢です。超簡単です。
1. 底穴をあける
このようなブリキバケツでも植木鉢にはなるのですが、植木鉢として販売されていないため底穴がありません。底穴がないと水が抜けずに根腐れしてしまうため、必ず底穴が必要になります。
ブリキ製であれば、電動ドリルがあれば簡単に穴をあけることができます。なければ錐など手動であけることも可能ですよ。
2. プライマー塗装
プラスチックやブリキなど、塗料をはじいてしまう可能性がある素材は、塗装する前にプライマー(下地剤)を塗らなければなりません。プライマーを塗ることで塗料の付着性を上げ、剥がれにくくしてくれます。
使ったのはDIYではお馴染みの染めQのミッチャクロン。金属からガラスにいたるまで、多種多様な素材に対し使え初心者でも扱いやすい商品ですよ。
3. ミルクペイントで塗装
ミッチャクロンは20~30分程度で乾燥するので、すぐに次の工程に移ることができます。続いては上塗り。お好きなカラーで全体を塗装。
水色っぽい色にしたかったので、私はミルクペイントのクラウディーブルーを使用しました。
ミルクペイントもミッチャクロンと同様DIYで使うことが多い塗料ですね。ミルク原料を使用した天然由来のペイントで、伸びが良く、安全性の高い塗料で人気があります。
4. 転写シールを貼る
ワンポイントに転写シールを貼ります。転写シールはダイソーやセリアでいろんな種類のものが販売されており、今まで見つけてはコツコツと買い集めてきたものの中から使うことにしました。
貼りたい絵柄を決めたらその部分だけ切り抜き、配置・デザインを決めます。
裏のフィルムを剥がして位置に固定したら、付属のスティック棒でこすりましょう。こすり足らないとその部分だけ台紙の方に残ってしまうので、満遍なくしっかりと。絵柄に沿ってこすると良いかと思います。
あとは上のフィルムを縁からゆっくりと剥がせば転写完了!転写シールは普通のシールと違い、絵柄の部分だけ貼り付けられるので、直接鉢に描いたように見えるのが良いですね。
5. エイジング加工
全くきれいなものより少し年季が入った状態にしたかったので、アンティークメディウムを使ってエイジング加工を施します。汚れやすいバケツの縁を中心に、スポンジを使ってポンポンと叩くように塗りました。
アンティークメディウムは最初は塩梅が難しく、付けすぎてしまうことがよくあるのでご注意を。
かすれるぐらいの少量の塗料で、少しずつ重ね塗りするときれいに塗れますよ。汚れ具合はお好みでどうぞ。
6. ペイント直し
全体的に見て汚し過ぎてしまったところや失敗してしまったところがあれば、バケツを塗った塗料で修正します。やり直しが効くので気軽に汚してみてくださいね。
7. ニスで保護
転写シールが剥がれてこないよう、ニスやデコパージュ用のトップコートなどを使って保護しておくと、より長く使えると思います。
8. リメイクブリキ鉢完成!
シルバーのシンプルなブリキバケツが、ナチュラルガーデンにも合うようなブリキ鉢に変身しましたよ!
この色は今までのDIYでもよく使っているのですが、他のものと合わせやすい淡い色合いで気に入っています。
転写シールの絵柄も可愛いでしょ!? 何かひとつワンポイント入れたい時は、転写シールがおすすめ!
パンジーを植えています!
冬から春にかけてはたくさんのパンジー、ビオラを育てるのが趣味で、今は可愛いパンジーを植えて庭に置いていますよ。色とりどりのたくさんの花々に囲まれて過ごす毎日は癒されます。
寒い冬でも春のような温かみのある庭を目指して奮闘中!
いろんなリメイク鉢を作ろう!
庭の主役は言わずもがな植物たちですが、そんな植物たちに合う植木鉢や雑貨も重要だと思っています。植木鉢が変わるだけで、中に植えられた花の印象もぐっと変わりますよ。
今までいろんなリメ鉢を作ってきたので、ぜひ皆さんのご参考になればと思います。詳しくは過去の記事でご紹介していますので、気になる方はぜひそちらもご覧下さい。
関連商品
- ブリキ鉢
- プライマー
- ミルクペイント(クラウディーブルー)
- 転写シール
- アンティークメディウム
- 水性ニス