屋外にある雑貨やエクステリアは雨や風に直接当たるため、時間と共に劣化してしまいます。買ったものでも作ったものでも定期的なメンテナンスをすることで長く使うことができます。我が家にも錆び錆びになって放置していたトレリスがあったので、もう一度使えるようにリメイクしました。
古びたラウンドトレリス
平たいトレリスと違い、くるっと半円状になったラウンドトレリス。壁に立て掛けて使うことはもちろん、柱などの部分に被せるように使える資材です。
いつ買ったのか覚えていないほど前から家にあるものの、劣化がひどくずっと使わず置きっぱなしになっていました。もはや母が「もうこれ、粗大ゴミに出すわ」と言うまで、存在すら忘れていました……。
1. やすりで表面を整える
デザインがおしゃれで捨ててしまうのはもったいなかったので、塗装して再利用します。とは言えあまりにも錆がひどいため、このままでは塗装できません。
表面がペリペリとめくれている部分が多く、塗装しても一緒に剥がれてしまうので、剥がせる部分はやすりでこすって剥がしておきました。だいぶもろくなっており、薄い模様の部分は折れてしまったところもあります。
2. プライマーを吹く
下地剤(プライマー)を全体に吹いて、塗料との密着性を上げます。すぐに塗装が剥がれてしまうとまた同じことになってしまいますからね。使ったのは毎度お馴染み、ミッチャクロン!
3. 塗装
塗装に使うのは、水性ペンキのセルリアンブルー。濃い青色です。パッと鮮やかな目を引くような色にしたかったのでこの色を使いました。チェリーガーデンではちょっとした雑貨などにこの色をよく使い統一しています。
セルリアンブルーでトレリスを塗装していきます。塗り忘れのないよう細かな部分も筆で塗りました。
4. ニスで保護
青色を塗ったら1日乾かし、その上から水性ニスの透明を塗ります。色を保護するだけでなく、ツヤ出しの効果もありますよ。
完成
古くてボロボロだったトレリスが新品のように生まれ変わりました!庭の挿し色にしたかったので、鮮やかなこの色を使って良かったです。目立ちます。塗装したらまだあと何年かは使えそうですね。
庭雑貨はメンテナンス必須!
ナチュラルガーデンでは、アンティークな年季の入ったものがおしゃれでよく置いたりしますが、このトレリスも古びてはいるもののあまりにも汚くそのままにすると壊れてしまう可能性もあるので、そういったものは塗装して再度使えると良いですね。
アイアン製品だけでなく、木製のものも無塗装だと腐敗するため、我が家ではベンチやフェンスなども定期的に塗装し直してメンテナンスしていますよ。
関連商品
- ミッチャクロン
- 水性ペンキ セルリアンブルー
- 水性ニス