数年前に塩ビパイプを使って手作りした温室。毎年冬には寒さから植物たちを守ってくれています。今年もそろそろ設置しようとしたところ、パイプがところどころ抜けてしまったので、セメダインの塩ビパイプ用の接着剤で固定しました。
塩ビパイプDIY!
塩ビパイプを使ったラックや棚などを作る人が増えていますね。安く買える資材なので、格安でDIYを楽しむことができます。
最初に長さやデザインなど設計だけしっかりしておけば、あとはカットして繋げるだけなのでとても簡単!パイプカッターがあればより簡単に作ることができますよ。
塩ビパイプ用接着剤
以前作ったオリジナル温室。冬の間は庭に出して温室として活用していますが、それ以外の時期は邪魔になるので、家の裏の片隅に移動して片付けています。
出したり片付けたりするために運んでいると、あちこちパイプが抜けてしまい困っていました。作った時ははめ込んだだけで接着していませんでしたから。
と言うことで、塩ビパイプ用の接着剤を購入し、全ての箇所をくっつけていこうと思います。この接着剤は硬質塩ビを溶かして接着するもので、他のものには使うことができません。
1. ビニールを外す
温室のビニールを外すとこんな感じで、それぞれパイプを継手パーツと言う部品で繋げています。しっかりはまっていて外れないところもありますが、念のため、一度全て外して接着していきます。
2. パイプを外す
はまっていたパイプを外します。ピッタリとはまっている部分は接着していなくても抜けず、外すのが一苦労でした。手が真っ赤です。
2. 汚れを拭き取る
接着する面の汚れや油、水分などをしっかりと拭き取ります。片面だけではなく、両面ともきれいに拭きます。屋外で使っているものなので、土やほこりの汚れがかなりひどかったですね。
3. 接着剤を塗布
接着面に均一に接着剤を塗布。この商品はマニキュアのようにハケが付いているので、簡単に塗布することができますよ。
4. もう一面にも塗布
説明書きには片面に塗布すると書いてありますが、両面に塗布した方が接着が強いので、もう一面にも塗布しました。継手パーツに塗布するのはもちろん内側です。
5. 接合
接着剤を塗布したら2つのパーツを素早くはめ込み接合します。完全に接合するまで手で固定し、動かさないようにします。少し時間を置くと、すぐに接合され抜けなくなりますよ。
6. ふき取り
多く塗り過ぎたところは接合した時にはみ出してしまうので、タオルやティッシュなどでふき取ります。
7. 全部のパーツを接着
この作業を全部の箇所に行いました。細かいパーツが意外と多かったので50ヶ所ほど塗らなければならず、2時間ほどかけようやく終了。
全く外れません!
さすがに疲れましたが、引っ張っても持ち上げてもびくともせず、全く外れなくなりましたよ。これで移動もラクラクですね!
漏水の原因にもなりますので、水道管の接着には本来の接着方法を守ってお使いくださいませ。