季節の花を使ったリースや季節イベントのリースなど、今までたくさんのリースを作ってきましたが、この形は初めての挑戦です。天井や壁から吊るして飾るフライングリース。正面からだけではなく、色々な角度から見て楽しめるリースです。
フライングリースとは
壁やドアに掛けて飾るのが一般的な普通のリースに対し、吊るして宙に飾るのがフライングリースです。下から見上げたりリースの真横から見たり、360度楽しめるリースとしてSNSやネットなどで人気になったようですね。
普通のリースと違い存在感もたっぷりで、おしゃれなライトやシャンデリアのような雰囲気もあります。
使った材料
基本的に作り方や材料は普通のリースを作る場合と同じ。まず必要なのは、リースになる土台と取り付ける花材。土台は枝などを使って自分で作ることも可能ですよ。
私はセリアで購入したリース土台と、ネットで購入したアジサイのプリザーブドフラワー、家で余っていた他の花のドライフラワーなどを使用して作りました。
1. 吊るし紐を取り付ける
作り始める前に、吊るすための紐を取り付けます。今回は麻ひもがあったのでそれを使用していますが、チェーンなどを使っても作れます。飾る場所を事前に決めておくと、紐の長さも決めやすいですね。
2. プリザーブドフラワーにワイヤーを取り付ける
土台が平らになっていないものなので、細かいものをグルーガンや接着剤で取り付けると花が取れやすいです。ですので、木の隙間に1本ずつギュッと挿し込んで取り付けると強めに固定できます。
蔦のようにリースにグルグルと巻き付けて固定できるものは良いですが、こういった細かい材料の場合は、小さくちぎって1つ1つの先端に細いワイヤーを巻いていきます。何十本も必要になってくるので、ワイヤーは細めで柔らかいものの方が手が痛くなりにくいです。(それでも痛かったですが。)
3. リースに花を挿す
準備が整ったら、ワイヤー部分をリース土台の隙間に挿していきます。意外と固いのでギュッと強く差し込みます。なかなか入らない場合は場所を変えて挑戦してみましょう。
4. 側面を覆うように取り付ける
側面をぐるりと1周するように少しずつアジサイを取り付けていきます。
普通のリースではあまり必要とならない側面部分も、フライングリースでは重要になってきます。みっちりと隙間がないようにアジサイで覆いました。青い花冠のようですね。
5. 上部に花を取り付ける
高いところに吊るす予定のため、上部は見えなくなるので必要ないかとも思ったのですが、全体的に見栄え良くしたかったので、上部もアジサイで覆うことにしました。もったいなかったのでちょっと少な目に…。見えない場合は付けなくても良いかと思います。
ここからは吊るして作業
このまま逆さ向けて下部の作業をすると、上部に付けたアジサイが潰れてしまうので、ここからは吊るして作業します。実際に飾った時の雰囲気が分かるので、最初から吊るした状態で作業しても良いですね。
6. 下部に花を取り付ける
残りの下部にアジサイを挿していきます。高いところに吊るす場合、側面よりも1番見える部分になりますね。
こちらはよく見える部分なので、上部よりも隙間がないようにみっちりと取り付けました。下から見上げるとこんな感じになります。思ったよりも夏っぽい。
7. 他の花を付け足す
青1色でもそれはそれで混じり気なく綺麗な気がしましたが、やはり少し物足りなかったので、白や紫のアジサイ、他の花も少し付け足しました。今度はなんだか熱帯の海っぽくなりました。
フライングリース完成
リースは緑の植物でナチュラルに演出したり、バラで豪華なものにしたり、自分の好きなように作ればOKです。今回の私のリースはこれで完成。UFOみたい…。早速、玄関の天井から吊るしてみました。垂れ下がる植物でも良い雰囲気になりそうですね。
一味違うリースをお家に!
小さな小物たちと一緒に飾ると、なんだか雑貨屋さんのようで可愛らしくなりました。置いたり掛けたりだけでなく吊るす雑貨があると、インパクトもあるしよりお店っぽくなりますね。今度は違った植物で、また挑戦したいと思います。いっぱい並べると可愛いですね。
- リース土台
- 麻ひも
- プリザーブドフラワー
- ドライフラワー
- ワイヤー