9月頃になると、毎年ビオラの種まきをします。ビオラが大きく育つのを冬の間の楽しみにしており、今年も無事大きく育ってくれました。たくさん育てたのでそのうちのいくつかを使い、今年もビオラのハンギングバスケットを作りましたよ。
種から大きく成長!
9月初旬、種まきトレーに小さな種を一つ一つまいていきました。細かな作業ですがこれが意外と楽しい!300個ぐらいまいたかな。
こんなに育ててどうするんだ、と言う話ですけど、全部育つわけではないので多めに。まあ、それでもかなり多くて大変なんですけどね。
発芽して成長すると種まきトレーでは小さくなるので、ビニールポットに移し変えてあげます。種を植えてから3~4ヶ月ほどでだいぶ大きく育ちました。
このビオラを使って寄せ植えを作ったり壁掛けにしたりいろんなアレンジをしているのですが、数もたくさんあって余っていたので、一度にたくさん使うハンギングバスケットを作ってみました。
作り方は当ブログで何度もご紹介しているので、今回はおさらい程度に簡単にご紹介いたします。
1. ダイソーのハンギング材料
私がハンギングバスケットを作る時に使うのは、いつもダイソーのバスケットとパームマットです。両方とも100円で販売されているので超お買い得。
パームマットは壁掛け用と吊りかご用があるので間違えないようご注意ください。
2. マットに切り込みを入れる
普通にハンギングを作ると上の部分にだけ花を入れるため、下の方はパームマットが見えた状態で花がありません。
ハンギングの下の方まで花がくるようにするには、パームマットに切り込みを入れて花を下まで入れます。
深い切り込みを6ヶ所、浅い切り込みをその間に6ヶ所入れました。はさみやカッターで切ることができますよ。
3. 下段に花を入れる
マットの中に少し土を敷いたら、6ヶ所とも全て深い切り込みの下まで花を入れます。
土を少しはらい落として軽くしても大丈夫ですが、根を傷つけないよう注意しながら作業してくださいね。花は重力に逆らって下を向いていても大丈夫。
4. 中段に花を入れる
下段の花の上に少し土を敷いたら、先ほどと同じ切り込みの先ほどの花の上に6ヶ所花を入れます。深い切り込みの方はこのように2段になりました。
5. 上段に花を入れる
再び少し土をかぶせたら、深い切り込みの間に入れた6ヶ所の浅い切り込みに花を入れます。こうすることで、上下左右満遍なく花を入れることができますよ。
いろんな方法で何度か試行錯誤して作ってみたのですが、この方法が一番簡単で一番形良くまん丸に成長しました。
6. 上部に植える
本来のパームマットだと、この部分だけ花を植えることになりますね。この部分には4株のビオラを植えましたよ。植えたらしっかりと土を被せます。
周りは横に入れた花の根っこが入っているのでこう見えてぎちぎちなのですけど、もう少し詰めてでもあと2、3株植えても良かったかなあ……。
写真見てたらなんだかスカスカだったので。
7. 水やり
植え付け直後は溢れるほどしっかりと水やりをしてください。
また、ハンギングバスケットは360度空気に触れており非常に乾燥しやすいので、水切れにご注意くださいね。
毎日の水やりは欠かせません。少しでも暖かい日だと、すぐに水不足で元気がなくなります。
8. ハンギング完成
おいおい、こんなんで大丈夫かよ、と思うかもしれませんが、いいんです、これで完成なのです。
暖かくなるにつれ一株でモコモコとしてきますので、パームマット全体を覆うように咲いてくれるはず。あとは花がら摘みや水やりのお手入れをお忘れなく!
乾燥防止と用土がこぼれないようにするために、水苔を敷いてあげるのも良いですね。私はコガネムシ対策にマルチングの代わりとしても使っています。
9. 3ヶ月後
気候がだんだんと暖かくなってくると、ビオラの成長も著しくなります。作って1ヶ月ほどで、あれほど見えていたパームマットが隠れる程モコモコになりました。
それから肥料も与え枯れることなく成長を続け3ヵ月後、大きく成長しましたよ。とても美しくインパクトがあります。
ただ、いろんな種類のビオラを使っているため、よく伸びるものと伸びないもの、成長のスピードなどがそれぞれ違うため、真ん丸とはいきませんでしたね。
私のビオラガーデン
種からビオラを育てるのを毎年の楽しみにしています。ビオラは寒くて寂しい庭に、華やぎを与えてくれる救世主ですから。
ビオラは寒さに強くて丈夫で枯れにくい植物なので、誰でも育てやすいと思いますよ。あなただけのビオラガーデンを作ってみてはいかが?