火を灯さなくてもふわっと良い香りを楽しめるアロマワックスバー。アロマワックスサシェとも言います。香りだけでなく見た目も可愛らしいため、結婚式やギフトなどでも人気があります。ラベンダーを使ったアロマワックスバーを作ってみました。
アロマワックスバーとは?
ロウやキャンドルを溶かして板状に固め、花や装飾品をを取り付けたものをアロマワックスバーと言います。手軽で簡単に作れる上に、家に置いておくだけでお洒落なインテリアにもなります。
100円ショップの材料や家に咲いた花を使って作ることができるので、お金もかかりません。植物雑貨の中でも特に人気の高い雑貨の一つですね。
1. ラベンダーを摘む
お店で売られている造花やプリザーブドフラワーを使うこともありますが、今回は家で咲いたラベンダーで、初夏のアロマワックスバーを作っていきたいと思います。最盛期のラベンダーを4、5本収穫し、乾燥させてドライフラワーにして使いました。
2. 花の準備
収穫したうちの2本は茎を切って短くし、残りは花の部分だけを崩してバラバラにしておきます。乾燥していると花の部分はポロポロと落ちやすいため、簡単に茎から花を取ることができますよ。
3. キャンドルを細かく刻む
アロマワックスバーを作る際、ソイワックスやミツロウを溶かして使う方も多いと思いますが、100円ショップで販売されているティーライトキャンドルで代用することも可能です。香りもあるのでアロマオイルなどの必要がありません。
このキャンドルを溶かして固めるので、溶けやすくするためにはさみやカッターで細かく刻んでおきます。芯の部分は取り除いておきました。
4. 湯煎で溶かす
湯煎にかけて、完全に液体になるまで溶かします。
5. 型に流し込む
アロマワックスバー用のシリコンモールドを用意。固まってしまう前に、この型の中に溶けたキャンドルを流し込みます。
6. 固まり始めるまで待つ
液体の状態で材料を乗せてしまうと沈んでしまうため、固まり始めるまでしばしお待ちを。少し固まり始めた状態になれば花材が沈まずちゃんと表面に乗りますので、爪楊枝で突いて固まり始めたら花を乗せ始めましょう。
7. ラベンダーを乗せる
ピンセットを使い、溶かしたキャンドルの上に置くようにラベンダーを乗せていきます。細かくちぎったラベンダーも上からふりかけるように乗せました。
8. 型から外す
まだ温かくて固まっていない状態で型から外すと変形する可能性があるので、ここでしっかりと時間を置いて、ティータイムでもしながら固くなるまで待ちます。
1時間置いたところで外したらしっかりと固まっており、スルッと型から外れましたよ。
9. リボンなどで装飾
リボンなどでお好みに装飾。私はリボンと一緒にアンティーク風なラベルも付けておきました。以上で完成になります!とても簡単だったでしょう?
庭の花で作ってみよう!
部屋の棚に飾ってあるのですが、近くに行くとふわっと良い香りが漂ってきて癒されます。クローゼットなどの芳香剤としても使えますね。(ただし高温になる場所は溶けてしまう可能性があるので禁止です。)
使う材料によって季節感を表現できるので、庭に咲いた四季折々の花を使って作ってみるのも素敵でしょうね!
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