四季折々の花が咲き誇る花壇のある庭は憧れの空間。庭や玄関周りに少しでも場所があれば、専門業者に頼まなくても自分で花壇を作ることができます。この記事では、DIYで作る際に使える花壇の仕切り素材やデザインをご紹介します。
レンガを積む
花壇の仕切りとしてまず思い浮かぶのがレンガと言う方も多いと思います。レンガは庭に少し取り入れるだけでアンティークで西洋風なおしゃれ感を出すことができ、DIYでも使いやすいため人気がありますね。
固める際にモルタルなどを使わなければならないので難しそう…とためらっている方もいると思いますが、実はそれほど難しいことはありません。覚えれば誰でもできるので、レンガを使った花壇はそれほど大きいものでなければ、1日もあれば作ることができるでしょう。
レンガと一言で言ってもいろんなデザインがありますが、1番定番なのはレンガを積んで仕切りにするスタイル。
家に合ったレンガを探し、植えたい花の高さや周りの雰囲気に合わせ、レンガを積んで花壇を作ってみてはいかがでしょう。
レンガを立てる
レンガで花壇を作る際には3、4段積んで仕切りにすることが多いですけど、土を掘ってそこにレンガを立てて並べていくだけでも花壇になります。
モルタルや固まる土は必要になってきますが、上に重ねていかなくても良いので、積んで作るよりは簡単かもしれません。
真っ直ぐに並べていくだけでも形にはなるのだけれど、曲線にしたりレンガの高さを1つ1つ変えてみても遊び心のある花壇になると思いますよ。我が家の庭チェリーガーデンでは、この花壇はバラがメインの花壇になっています。
レンガ調ブロック
自分で花壇を作りたいけれど、レンガや柵を作るのはめんどくさい!もっと簡単に花壇をDIYしたい!と言う方におすすめなのが、レンガ調のブロックを使った花壇作りです。
レンガのようにモルタルなどを使う必要もなく手間が掛からない上に、レンガ調になっているので並べるだけでとてもおしゃれで可愛い!レンガ部分の色やデザインも、シンプルなものからアンティークなものまでいろんなタイプのものがあるので、自分好みのものがきっと見つかるはずです。
コーナー用もあるので、作りたい場所のサイズに合わせ、いろんなブロックを組み合わせて形を作ることができるのも便利ですね。
レンガ調ブロック(丸い花壇)
レンガ調ブロックはカーブ用のものもあり、曲線の花壇の仕切りとしても使うことができます。いくつか繋げて置くだけで、丸い花壇を簡単に作ることができますよ。
直線やカーブのタイプのものと組み合わせて、形のある花壇を作ってみても面白いかもしれませんね。
我が家では玄関アプローチにある木が植えてあった丸い花壇に合わせて置いてあり、現在はそこにバラを植えて仕切りとして使っています。レンガ調になっているので、バラなど華やかな花との相性も抜群!
アイアンフェンス
重厚感があるアイアン雑貨を庭に取り入れることによって、ヨーロピアンガーデンを作ることができます。錆や汚れがある少し古びた感じの雑貨を使えばアンティークガーデンにもなりますよ。
私はつるバラを這わせるため背の高いアイアンフェンスを花壇に入れていますが、小さめのフェンスを並べれば花壇の仕切りとして使えますね。
ただ、アイアン雑貨は意外と値段が高いものが多いので、専門塗料やフォーフィニッシュ(疑似塗装)で、プラスチック製品などをアイアン風に変えてオリジナルフェンスを作っても良いと思います。アイアン風塗装は私も今まで何度も挑戦してきました。
丸太風の柵
よりナチュラルな庭を演出したい方におすすめの仕切り素材がこちら、丸太風の花壇柵です。杭になっていて挿すタイプのものと置くだけのタイプものがあります。
連結させて使えるものも多いので、花壇のサイズに合わせて長さを決めることができますよ。
この丸太風の仕切りは、本物の木を使っているものもあるのですが、私が庭で使っているのは擬木タイプのもの。本物だと長年使っていると腐る心配があったので、コンクリートできた偽物の丸太を購入しました。あくまでも丸太“風”だけど、畑や花壇の仕切りにおすすめです。
100円ショップのフェンス
100円ショップで何でも揃う時代。ダイソーやセリアなどではガーデニンググッズも多く取り揃えられており、手軽に使えるミニフェンスや柵もたくさんありますよ。木製のもの、プラスチック製のもの、スチール製のものと色々あります。
最近の100円ショップは、ただ使えるだけでなくデザイン性の高いものも多いので、そのまま使ってもおしゃれなものも多いですし、色を塗ったり他の物と組み合わせたりして、リメイクして使っても更におしゃれになることでしょう。
DIYをする上でとにかく100円ショップは使えるアイテムが多いので、ブラブラと見るだけでもアイディアが浮かんでくるかもしれませんね。恐るべし、100均!
庭に花壇を作ろう!
季節の花々を植えたり植木を植えたり、小さくても花壇があると見栄えが良いだけでなく、自分の楽しみにもなりますよ。今日はどんな花が咲いているだろうと、毎日楽しみに庭に出るのが日課になっています。
花壇の素材や花によって庭全体の雰囲気が大きく変わってくるので、ぜひ、ご自身で庭のコーディネートを楽しんでみてください!