アクセサリーやハンドメイドの材料などを保管しておくのに便利な100円ショップの仕切りボックス。それを使って庭に咲いたバラで植物標本風のインテリアを手作りしました。室内でも植物を身近に感じられるアンティークな植物雑貨の作り方です。
先にドライフラワーを作っておきましょう!
園芸店などで販売されているドライフラワーでももちろんOKですけど、庭に咲いた花で作る場合は、標本を作る前にドライフラワーにしておく必要があります。
ドライフラワーは自然乾燥させる方法やシリカゲルを使う方法がありますが、どちらも1週間程はかかるので、先に準備しておかなければなりません。
今回はセリアのシリカゲルを使ってドライフラワーを作っておきました。作り方は過去の記事でご紹介しているのでそちらをご覧下さい。
1. 木箱を塗装
セリアの4マスの仕切りボックスを2つ用意。荒い場合は軽くやすりがけをし、裏面と底面以外を塗装します。使ったのは水性着色ニスのメープル。綺麗に木目を残しながら着色したい場合は、ステインもおすすめ。
2. 合皮シートをカット
ベルベット調のものやフェルト生地でもいいかな、と思ったのですが、今回は合皮シートでアンティークな高級感のある感じにします。こちらをマス目の大きさに合わせてカット。
100円ショップのものだからか、マス目のサイズが微妙に違っていたりします。4つとも同じサイズで切ってしまうのではなくマス目を1つずつ測って、サイズを変えて切った方がピッタリとしますよ。
3. 合皮シートを貼る
カットした合皮シートを箱の底面に貼り付けます。このシートはセリアのもので、リメイクシートのように裏がシールになっているので貼りやすく便利でした。
4. 木箱を連結
2つの木箱を裏側からステー金具を使って連結させます。数が多い場合や大きなものを作りたい場合は、このようにいくつも連結させることができますよ。
5. ラベルを貼る
植物標本っぽくするにはネームラベルは必須。パソコンでアンティークなラベルを作り、それぞれのマスに貼ります。探せばネットの無料素材でラベルやタグはたくさんあるでしょうし、手書きで作ってもより本物っぽくなるかもしれませんね。
6. 吊カンの取り付け
壁にピンや画鋲で留められるよう、箱の上部に吊カンを取り付けました。
7. ドライフラワーを貼り付ける
作っておいたドライフラワーを、接着剤やグルーガンでラベルの上に固定。ドライフラワーは生花と違い、繊細で花弁が破れたり外れたりしやすいので、作業する際は優しく丁寧に取り扱いましょう。
ちなみに触っていて外れてしまった花弁は、グルーガンで取り付けて直しました。
8. 完成
庭の花を使った植物標本が完成です!手塩にかけて育てた植物を長く楽しむにはドライフラワーにするのが1番。そんなドライフラワーとして生まれ変わった植物を、あなた好みのインテリア雑貨として飾ってみませんか?
どんどん増える植物標本……
理系インテリアが流行り、100円ショップでもビーカーや試験管などの実験道具雑貨をよく見かけますね。完全に流行りに乗っかったミーハーな私で、理科の研究室にあるような植物標本をたくさん作ってしまいました…。こんなに作ってどうすんだ、ってぐらい。そしてまだまだこれからも増えていくことでしょう…。
追記
そのまま置いておくと埃が入るので、木箱の表面に透明シートを貼り付けました。ピッタリのものがなくプラパンを使用。また、ゴールドに塗った取っ手を上部に取り付け、アンティークな標本ボックス風の仕上がりにしてみましたよ。
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