今年もたくさんのパンジー・ビオラを育てています。花が少なく寂しくなる冬の季節は、寒さに強く丈夫なパンジーとビオラがおすすめ!色とりどりに庭を彩ってくれますよ。モコモコと満開になってきたので、チェリーガーデンのパンジー・ビオラをご紹介したいと思います。
ローブ・ドゥ・アントワネット&ドラキュラ
サトウ園芸さんの希少種、ローブ・ドゥ・アントワネットとドラキュラ。両者は色違いです。他のパンジーにはない、まるでドレスのようなフリフリの見た目が目を引きますね。
モコモコになってくると、迫力満点でバラのように華やかになります。
シエルブリエ
独特な色合いが特徴のシエルブリエ。絶妙な何とも言えないアンティークな色合いが大人気の花日和さんオリジナル品種。まるで虹のような色彩です。
季節や温度によって花色が変化するため、植えた頃より随分色が濃くなってきましたが、美しさは変わりません。
ヌーベルヴァーグ
群馬県の育種家、江原伸さんによって作り出されたビオラで、30年以上も歴史があるヌーヴェルヴァーグ。最初の数十種類からのみ育種・進化させたもので、現在は100個体以上もあります。
個性的で美しいヌーベルヴァーグは1つとして同じものがない1点ものばかり。どれも神秘的で個性的な色合いが見る人を惹き付けますよ。
青魔道士
シャガールの絵画のような、幻想的な色合いが特徴的な青魔道士。Maison de Viola(メゾンドビオラ)さんの2021年作出のビオラです。
寒くなるほど色が濃くなり、現在は真っ青になってきました。ファンタジーな名前にピッタリな、青ビオラですよ。
未完の華
青魔道士と同じMaison de Violaさんの未完の華。青魔道士と同シリーズとして販売されていました。
育種過程で生まれた個性的な色を、試験品種として販売している品種ですが、モコモコになってくると想像以上の美しさでした。白い花と紫の花が混じります。
こちらのビオラは、以前手作りした麦わら帽子型の鉢の中で育てています。
夢紡ぎ
鹿児島県霧島の生産者、庭人さんの夢紡ぎ。庭人さんのビオラはどれも個性的なものばかり。
夢紡ぎは一つ一つの花がとても小さな小花で、色合いも優しくかわいらしい品種です。
神戸べっぴんさん
夢紡ぎと同じく庭人さん監修のパンジーです。やはり庭人さんのパンジーなだけあり、個性的な色合いが特徴ですね。
一株一株色に違いがあり、どれもシックな色合いで魅了されてしまいます。
碧いうさぎ
碧いうさぎは、宮崎県の育種家、コウロギノブコさんの作出したビオラです。上2枚の花弁に青い柄が入り、まさしくうさぎの耳のよう。
花径は1.5cm程度と極小輪。小さなうさぎがたくさんいるような見た目に癒されますね。
エール17(セブンティーン)
うえたコレクションのミニパンジー、エール17(セブンティーン)。2021年作出のまだ新しい品種です。
色は何種類かあるそうで、我が家は紫。柔らかい色合いとウェーブがかった花弁がよく合います。
ももか
ももかシリーズはとにかく種類が多く、カラーバリエーションも豊富にあるため、買う時にいつも迷ってしまいます。今年は紫のこうめを購入しました。
このシリーズはとにかく花付きが良いのが特徴。一株に咲く花数が多く、こんもりと楽しめますよ。
リトルコニー
うさぎ型極小輪ビオラのリトルコニーは、名前の通り本当に小さくて一つ一つの花がとてもかわいいビオラです。
小さいけどボリュームたっぷりに咲き、健気に咲く姿に元気をもらえる品種です。寄せ植えにもおすすめ。
雪の中でも元気に
私の住んでいる岐阜県はもともと結構雪が降りますが、今年は例年にも増して降り積もった気がします。
パンジー、ビオラは寒さに強いため、雪の中でも元気に咲いていましたよ。健気な姿にあっぱれ!
種から育てたビオラ
毎年種からもビオラを育てています。100ポット以上は種まきをするのですが、なかなか全ては成長しませんね。
それでも6割ぐらいですかね、これだけ多くのビオラが無事成長してくれました。種だったものたちが花を咲かせてくれる喜びは、何物にも代え難いものがあります。
ハンギングバスケット
私は大きなハンギングバスケットを作るのが好きで、ビオラを使って毎年いくつもハンギングを作ります。丈夫なビオラはハンギングにもピッタリ!
豪華なハンギングはとてもインパクトがあり、壁や空中を鮮やかに彩ってくれるので気に入っています。
寄せ植え
ハボタンやアリッサムなど、他の花との寄せ植えもおすすめ!いろんな花を見ていると、冬の寒さも忘れるほど春のような暖かい気分になりますね。
魅力いっぱいのパンジー、ビオラ
ホームセンターの普通のパンジー、ビオラもかわいいですけど、ちょっと変わったものがあるとついつい買ってしまい、自然と数が増えています……。
今年は買い過ぎないよう注意しようと思ったのですが、パンジー、ビオラの魅力に負けてしまいました。
冬でも春のような明るい庭ならば、少しくらい寒くてもガーデニングを頑張れそうです。毎年新品種が出るので、来年も楽しみにしています。